ナカノヒトゲノム もう1人実況者がいたら...

BURN BABY , BURN 2 ページ19

その後、鼻水だらけになった入出さんと私をベランダに残してパン太郎はずんずんと森へ帰っていきました。

A「いやー、すいません。心配かけちゃって...」

カリ&アン「...........」

反応がないので後ろを見やると放心状態のカリンちゃんと駆堂さんが立っていました
2人の視線はニコニコと悪びれる様子もなくベランダから這い出してくる入出さんのもとへ。

アカ「いやー、まいったまいった。
久しぶりにたまひゅんってしました」

カリ&アン「落ちろ」

流石空気を読まないことで定評のある入出さんですねー...

下手すると私にも被害が及びそうなのでひとまず屋内へ退散...



A「そう言えば、こっくりさんをしてたんでしたっけ...」


ザク「ああ...だが、これでクリアなのか...?」

カリ「でも、クリア後のアイテムが出てないわよ」

A「確かに...」

ザクロ「０１ 染色体 だったか」

こっくりさんの3つ目の願いは叶ったことにはなってなさそうですしね...幸いにも

ザク「...それになんだこの匂い...焦げ臭いような」

A「んー...確かにそうですね」

ザク「さっきまでこんな臭いしなかったぞ」

カリ「火事とかじゃないわよね...」

ふと後ろを見ると、入出さんが掃除道具入れを開けていました。

A「どうしたんですか?」

アン「なんか入ってんのか?」

アカ「.....いえ。
もう一度こっくりさんに呼びかけてみましょう」


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カイ「おい。これどうなってんでェ」

シアタールームのスクリーンは、アカツキとAが帰還した辺りから真っ暗になっていた

パカ「はて、回線の故障でしょうか
じき予備モニターに移り変わると思いますが...」

パカがそう言うが早いか、モニターに再び映像が表示された。

「ああ、映りました」とパカが安堵の声をもらす

一方カイコクは映像のある一点に夢中になっていた。

カイ「オイ、

あの黒い奴 だれでぇ.....?」



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カリ「.....ダメだわ...
何度やってもアカツキとA...
やっぱり3つ目の条件はクリアしてない...」

カリンちゃんが緊張と恐怖が入り交じった表情で言います。

アン「こいつら生きてるしな」

アカ「俺生きてます！」

A「Me tooです！」

カリ「...途中で指離したから...


まだいるのよ この部屋に。」

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