泥棒猫に負けた俺【男主】 (ページ7)

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撤退ページ7

前回、「勝手に入ってくんなっていってんだろうが！」という反抗期の少年のような発言をした恵くん。

反抗期の少年のオカンのような事をした虎杖。

そしてその反抗期の少年の家に遊びにきている友達のような気分になった俺。

うん、ここからどうしろと？

とりあえず状況整理だ

えーと、起きたら隣に恵が寝てて、とりあえず事後ではなくて。
で、ぼけっとしてたら虎杖が勝手に部屋に入ってきて、プッチンした恵くんが虎杖がに圧をかけて、その圧で虎杖は平謝りをしているとこだな

うん、わけわからん

まず最初からわからん。
だが一つだけわかることがある。

それは、俺と恵が同じ布団で寝てたってことが知られたら散々揶揄われること。

だから大事になる前に撤退することにした。

「恵。今の事は他言しない事。」

恵の耳元でボソッと言ってから平然を装って部屋を出た。

無事部屋から出られたらそこからはもう全力ダッシュで部屋に戻った