数センチ先のイケメン ページ6
朝起きたら隣で恵くんが寝ていた
いやでも視界に入ってくる寝ている綺麗な顔面。
まつ毛長っていうの漫画だけかと思っていたんだが
「まつ毛なっが。」
イケメンのまつ毛は長いらしい
まあ、五条先生も夏油先生も長い。
そう言えば真希も長いよな
てかさ、真希って可愛いよりかっこいいだよな
この間一緒の任務で助けられた時胸がトゥンクしたもん
あ、話むっちゃ変わるけどさ。
なんで俺は恵の隣で寝ていると思う?
ぶっちゃけ俺、覚えてないんだけど
ぼけーっと恵のまつ毛を数えていると恵の下半身がもぞっと少し動いた
この小さな行動一つで俺の不安が膨れ上がった
最悪な想定と共に
もしかして、事後・・・?
布団をめくって自分の下半身を確認するのが怖くなっていく
部屋には俺の脳の回転する音と時計の針がカチッカチッとなる音だけが響いていた
だがこの静寂は突然破られることとなる
______ジリリリリリリッ____________
突然の爆音に自然と肩が跳ねた
そしてそれと同時に恵がガバッと起き上がった
その行動で自然と俺と恵くんが掛けていた布団が引きずり落ちる
「ふぁ!?」
突然すぎて驚きで声を出してしまった俺は絶対に悪くない。
さぁ、ここで気になることがあると思う。
そう、それは俺が下を履いていたかいないか
え?それほど気にならない?
そんなこと言うなよー。つれないなぁ
早く結果を教えろと?
あ、はい。すんません
まぁ結果をいってしまうと面白くないんだが
しっかりと履いていた。
ここから俺と恵の新しい関係が始まるとか思ったんだけどなぁ
まぁそんなわけないか
「あの、A先輩。どうして俺と同じ布団で寝てるんですか。」
わぁお。まさかの恵くんもわからないときた。
「俺もわからん。」
とりあえずなにも返さないのはと思い、質問に対する俺の答えを返した。
善意で返してやったのに恵はマジで役たたねぇな。くそっ。と言いたげな顔で目を逸らした
その後、恵から音を発することはなかった
「おっはよー!伏黒!起きたー?」
「勝手に入ってくんなっていってんだろうが!」
虎杖が入ってくるまでは
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さて、作者なんですけれども。
念の為の補足的なことがあります。
Aくんは人の名前を呼ぶときに呼び方は安定していません。
これだけわかっておいていただけたらなと思います。
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作者名:万年ぼっち | 作成日時:2023年12月25日 21時