side koji ページ34
side koji
嫌や嫌や！
この男、俺の匂い嗅いで
…勃起しとるやん！？！？！？
気持ち悪い…気持ち悪い！！！
俺見てたってええのはめめだけやねん。
｢嫌っ！気持ち悪いっ！ホンマにやめてっ！！！｣
｢そんなに嫌がらないでよ。
これからこーじ君と僕は繋がるんだから。｣
そう言って男は俺の顔に顔を近づけてきた。
もうダメかもしれない。
めめ以外の男に襲われなあかんのや。
…こんなん最悪や…。
もう半分諦めて目をつぶった。
のに、男の唇はいつになっても俺の唇には
触れてこなかった。
恐る恐る目を開けた。
｢玄関のドア開けて人のもん犯すとか
どーゆー神経してんすか？｣
｢ちっ！いきなり蹴ってくんじゃねぇ！！｣
そこにはめめが立っていた。
男はめめに蹴られたであろう顔を
抑えながらめめを睨みつける。
｢…簡単に襲われてんじゃねぇよ。｣
｢っ、！ごめっめ、め。｣
泣いて言葉が詰まる。
めめがまさか来てくれるなんて。
頭が追いつかない。
なんで目の前にめめがいるのか分からない。
｢こーじはとりあえず阿部ちゃんに連絡して。
そしたら阿部ちゃんが多分警察呼んでくれる。
もうこうなったら俺らの関係バレてもいいだろ。｣
｢でっでも…｣
｢いいから阿部ちゃん呼んで。｣
｢…おん。｣
俺はいっそいで家の奥に逃げて
阿部ちゃんに電話する。
｢もしもし？こーじ？｣
｢阿部ちゃんっ、、！今ポストの犯人が俺ん家きて、、そんでめめが助けに来てくれて、そんで襲われそうになって…！！！｣
｢分かった。とりあえず落ち着いて。俺が警察に連絡するから、そしたらすぐにそっちに向かう。
こーじはめめに頼って隠れてな。｣
｢…うん。｣
俺は寝室に隠れる。
玄関の方からガタガタ音がする。
…めめが殴られてたりしたらどーしよ。
めめが蹴られてたらどーしよ。
めめが襲われてたらどーしよ。
不安で不安で仕方がない。
…でもあの男の顔もう見たくない。
そう思って布団にくるまる。
俺ってなんでこんなに情けない男なんやろ。
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ゆか - 泣けました！ (2020年8月9日 0時) (
レス) id: 641e996ae4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu.memesaku(プロフ) - み る く こ こ あさん» コメントありがとうございます！！今新しくお話を書かせてもらってますので、そちらが書き終わったら考えさせていただきます！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
み る く こ こ あ(プロフ) - とても面白かったです！良ければ康二くんを目黒くんとラウールくんで奪い合うお話見てみたいなと思いました…！次のお話も楽しみにしてますっ。これからも頑張ってくださいっ！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: 8bc88fbcff (このIDを非表示/違反報告)
Yuu.memesaku(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！新作を更新してから書こうと思います！！良ければ新作も読んでくださると嬉しいです！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 最後まで楽しく読ませていただきました！ぜひAnotherSTORYでラブラブな、めめこじ読みたいです！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 67ba1ad69d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年2月13日 23時
