side meguro ページ25
side meguro
俺はついに言ってしまった。
こーじ本人に言ってしまった。
だって、佐久間君があんな意味深な事いうから…
〜2時間前〜
｢めめーー！｣
｢なんすか？？｣
｢…昨日さ！阿部ちゃんと飲んだんだけど、その時考えて、やっぱ思ってる事はちゃんと言うべきなんだなって思ったの！だからさ、めめも今思ってる事こーじにぶつけてきなよ！…そしたら、俺もめめに対して思ってる事ぶつける！｣
突然の事でびっくりした。
阿部ちゃんと何話したんだ？
てか、俺の思ってる事言ったら何時間経っても
足りないくらい言いたい事いっぱいある。
｢…というか、佐久間君。俺になんか思ってる事あんですか？怖っ。｣
｢笑笑 俺のは大した事ないよーだ！でも気になるならこーじに言っくればいいんじゃなーい？笑｣
｢…言われなくても行きますよ。｣
俺はつい冷たく返した。
そして今に至る。
こーじにはただ一言。
吹っ切れてないと伝えた。
多分この一言が1番伝わると思う。
まだこーじの事が好きだという事とか。
…阿部ちゃんに嫉妬してる事とか。
言ってから思ったけど、なんか、これじゃあ佐久間君の事知りたいからこーじに言ったみたい…。
でも絶対どっかのタイミングで言おうと思ってた。
そのタイミングを佐久間君に貰えただけ。
｢めめ！…言えた？｣
｢佐久間君。言いましたよ。｣
｢なんて言ったの？｣
｢まだこーじの事吹っ切れてないからって。…で、
佐久間君は俺になんて思ってんすか。｣
佐久間君はチラチラ俺の方を見ながら
足をぶらぶらさせる。
そうするととつぜん俺に抱きついてきた。
｢えっ、なになに？笑笑｣
｢俺がめめの相談乗った代わりに条件出すっていったらめめ怒る？｣
｢別に怒りませんよ。お世話になりましたし。｣
｢…10日間、いやっ、1週間でいいから。
俺と付き合って。それで、こーじの事吹っ切れさせる。もし、吹っ切れたら、そのまま俺と付き合って。｣
｢…え？｣
佐久間君が突然そんな事を言うから
何が何だか理解ができない。
それは買い物に付き合うとかってこと？
いやっ、でも吹っ切れさせるって。
…えっ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 486人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆか - 泣けました！ (2020年8月9日 0時) (
レス) id: 641e996ae4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu.memesaku(プロフ) - み る く こ こ あさん» コメントありがとうございます！！今新しくお話を書かせてもらってますので、そちらが書き終わったら考えさせていただきます！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
み る く こ こ あ(プロフ) - とても面白かったです！良ければ康二くんを目黒くんとラウールくんで奪い合うお話見てみたいなと思いました…！次のお話も楽しみにしてますっ。これからも頑張ってくださいっ！ (2020年4月1日 22時) (レス) id: 8bc88fbcff (このIDを非表示/違反報告)
Yuu.memesaku(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！新作を更新してから書こうと思います！！良ければ新作も読んでくださると嬉しいです！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 最後まで楽しく読ませていただきました！ぜひAnotherSTORYでラブラブな、めめこじ読みたいです！ (2020年4月1日 0時) (レス) id: 67ba1ad69d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年2月13日 23時
