４話 ページ7
「んで､お前はどうすんだ｡」
荼毘とトガが帰った後､俺に死柄木が問う｡
『へ？私･･･ですか？』
「ん｡野宿してたんだろ？」
『ええ･･･まぁ､はい｡そうですね｡』
だからなんだ？と死柄木を見ていると目を反らし､首を掻いている｡
いや､めっちゃ痛そうだけれども｡
「あ〜､その敬語止めろ｡なんかイライラする｡ってかお前､何で俺と黒霧だけ敬語なんだ｡」
『え？そりゃあ､･･･組織の先輩だから？です｡』
「･･･だから止めろ｡」
この前感じた､殺気に近い威圧感｡
こんな子供が出してるとは思えないほどの濃さ｡
『はい･･･あ､うん｡』
「･･･今日は泊まりますか？」
『えっ！？』
突然の黒霧の提案に驚く｡
今日､仲間になったばかりの奴だぞ？
信用して良いのかい？
「･･･住めば？･･･あと名前教えろ｡」
･･･住む！？
お､おぉ･･･純粋過ぎないか大丈夫かこの子。
『あ､えと･･･俺は､アンデ』
「本名｡」
また威圧感。
『え､永命･･･A｡』
前言撤回｡純粋なのかそうじゃないのか｡
確実なのはこいつは普通じゃないって事か｡
もう手遅れなほどの｡
「A･･･覚えた｡」
そう言って俺の頭を撫でる死柄木｡
止めろオッサンだぞ俺は｡
一本人指し指を立てているが､つりそう･･･
『なぁ､何で一本指たててんだ？』
ふと疑問に思い問う｡
「ん？あぁ･･･俺が五指をお前の頭に乗せたら､間違いなくお前はハゲて死ぬ｡だから立ててる｡」
『個性か？』
「･･･あぁ｡」
『ふ〜ん･･･』
そう言って､俺は死柄木が立てている人差し指を頭に押し付けた｡
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泪(神谷病) - 百花繚乱さん» 面白すぎです。文章力を分けて頂きたいほどですよ。リア友でしたね。 アハハ。頑張って下さい！ (2018年12月31日 20時) (
レス) id: 54d316680c (このIDを非表示/違反報告)
百花繚乱(プロフ) - 神谷病さん» あ〜､えっと神谷病さんですか･･･ 神谷さんが大好きなリア友ならいます♭ 勿論､腐女子の｡ 頑張ります！ありがとうございます！！ (2018年11月30日 18時) (レス) id: b58bbc3f7f (このIDを非表示/違反報告)
神谷病 - ...初めまして？ この名前わかります？ 多分知り合いだと思うのですが。 勘違いだったらすみません。 面白かったです。 (2018年11月29日 22時) (レス) id: dc7fa1e085 (このIDを非表示/違反報告)
百花繚乱(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2018年11月18日 9時) (レス) id: c77cf49662 (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 面白いです! 更新頑張ってください(*^^*) (2018年11月17日 21時) (レス) id: f28b33f4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百花繚乱 | 作成日時：2018年11月4日 10時
