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▽イゾウside
「Aは賢いだろう？そしてAはAの姉との約束を守るそのために、生きるために、Aは頭を下げていた。」
「…。」
「Aちゃん…」
「あのバカ息子は理解せずにただ"面倒くさい"とそう思った。…子供は敏感だからなァ…Aは特に賢い。だからマルコのその考えが解ったんだ。」
「…怯える筈だよなァ…。」
サッチのその悲しげな言葉よりも何よりもただ、マルコにイラついた。
「ッチ。」
「うわイゾウ怖ぇよ。」
サッチが何か言ってるが無視だ。
「子供が泣くのも堪えて感情押し殺す必要はない、そうオレァ言ったんだ。」
「…その後オレとエースが来たのか。」
「あァ。」
「ッチ！マルコの奴…」
あの子が何をしたというのだ。
「グララララ！あのバカ息子も反省してるんだ、許してやれイゾウ。」
オヤジに言われてしまえばそうするしかない。が、腹は立つ。
「…泣き疲れたんだろう、Aは。」
悲しげな目をしたオヤジ。
あぁ、そうだ。本来の目的を忘れていた。
「…あー、まあそれもあるが…。Aは泣いたあとは年相応の言動してたんだよ。」
「あ？どういう事だ？」
オヤジが尋ねてきた。
「お昼は確かにAちゃんぐずってたな。というかご機嫌ナナメ？」
サッチも口を出す。
「なんかイゾウに甘えてた。うぅ、とかなんとか唸りながらイゾウに抱き着いてたな。」
「グララララ！そうか！」
どうやらオヤジもAの言動が年相応になると嬉しいらしい。あの子は３歳児なんだ。子供らしくない振る舞いにあの子が生きてきた、たった3年に何かがあったのは明白なのだ。
(子供ならではの笑顔がない理由)
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名無しさん - 名前のところがユアになってるところが何ヵ所がありました。直してくれると嬉しいです。この作品だいすきなので、応援してます。更新頑張ってください (2018年7月14日 21時) (
レス) id: eefbd9d545 (このIDを非表示/違反報告)
夜涙(プロフ) - 結愛さん» いえいえ、ありがとうございます！伝えなくていいかなって思ったんですが、やっぱり気になってしまって…もし、不快に思われてしまったならごめんなさい。 (2017年7月4日 1時) (レス) id: ed485df4ba (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 夜涙さん» すみません！ご指摘有難うございます！直しておきます！ (2017年7月3日 11時) (レス) id: 4ce5084a76 (このIDを非表示/違反報告)
夜涙(プロフ) - 初めまして。あの、所々名前が『ユア』という風に表記されるので、直してもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。 (2017年7月3日 2時) (レス) id: ed485df4ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっくん | 作成日時：2017年5月6日 22時
