パンドラの箱（亜風炉照美Side） ページ17
そして、彼女は泣いていた。
とても美しかった。そして儚げだった。
あ「アフロディ・・私、ここを出てく。」
亜「え？」
あ「私ね、愛してる人がいるの・・・その人のもとへ行く。私を本当の名前で読んでくれる人のもとへ・・・・」
愛してる人・・・？
本当の名前で読んでくれる人・・・・？
僕の気持ちは一瞬にして砕け散った。
僕はAと読んだことがない。
いつもパンドラと・・・・
そうか、キミは嫌いなんだよねこの名前が、
そして自分にそんな前をつけた僕たちが・・・・
あ「アフロディ・・・・美しい神は一人でじゅうぶんなんだよ。だからさ・・・もうバイバイだよ。あなたのことは嫌いじゃ無かったよ。」
そういって彼女は僕の前から姿を消した。
僕は彼女になにも伝えられず、
ただその場に立ち尽くしていた。
パンドラの箱の真意を考えながら
あの話はいったい何をあらわしているのか・・・・
僕がもし君の事をAと読んでいたら、
キミは今も僕の傍にいてくれましたか？
僕の恋いは終わってしまったんだ。
パンドラの箱の意味は・・・「開けてはいけないもの」「わざわいをもたらすために触れてはいけないもの」だった・・・
僕はキミに触れてはいけなかったんだね・・。
今やっと、君の存在の意味を知りました。
そして自分の愚かさを
神なんて全然偉くないという事を――――。
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神流(プロフ) - いやいや、そんなことないですよぉ； (2012年4月18日 19時) (
レス) id: feaca96365 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 妄想力が眩しいですww (2012年4月15日 6時) (レス) id: 54579dee4f (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 妄想力が眩しいですww (2012年4月15日 6時) (レス) id: 54579dee4f (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - 実話と言っても…元にしただけなので、ほとんどが妄想ですけどねぇｗｗｒ (2012年4月14日 13時) (レス) id: feaca96365 (このIDを非表示/違反報告)
紅_茶(プロフ) - 実話ですかっ!?ますます凄い...Σ (2012年4月14日 11時) (レス) id: f7c8644b64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神流 | 作成日時：2011年1月11日 18時
