離れた代償 ページ26
your side
(追いついた…)
スバル君に連れ去られていくユイちゃん。
遠くから見守っていると(決してストーカーとか言わない)、
スバル君が急にユイちゃんに抱き付いた。
これは…ハッピーエンドかな…?
こっちまで嬉しくなってきて、思わずガッツポーズをした。
二人の邪魔にならないように…とその場から立ち去ろうとすると、
背後から知らない男の声が聞こえた。
「おねーさん」
『え…?』
一瞬で何かを察知した。
「ねえ、一緒に飲みに行かない?」
これはやばい。
「ナンパ」っていうやつだ。
『いや…あの…ごめんなさ…』
「いいじゃん。ほらいこう」
そういうと男は、無理やり私の腕をつかんで奥の部屋へ連れていこうとした。
『いやっ…!!』
必死に抗うが、相手の力は強く、手を離せない。
もう大人しく連れていかれるしかないのかな…。
そうあきらめかけたその時。
「ちょっと」
背後から大好きなあの声が聞こえた。
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ユッパ - あっ、私は、コウ君が、1番です!! (2019年8月7日 22時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - 凄い、凄すぎる。コウ君、かっこいい!! (2019年8月7日 22時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - コウくんかっこかわいい! (2018年1月10日 22時) (レス) id: a9e35ae23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lucifer | 作成日時:2017年3月22日 9時