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失いたくない ページ16
その後、教室には昔の仲間…今の、コウの家族が来てくれた。
ルキ、ユーマ、アズサ。
四人とも、かの有名なカールハインツ様に助けられたのだそうだ。
カールハインツ様の事はよく知らないけど、魔族であるなら名前を知らない人はほとんどいないだろう。
…そんな方から命を与えられた彼らは、もう私の知っている四人ではないのかもしれない。
でも、彼らとまた会えたことだけでも、幸せだった。
私は、今まであったことを全部話した。
孤児院でのこと。新しい家族のこと。
それから…私の「目」の事。
怖がられるかもしれないし、私のことを避けるかもしれない。
でも、嘘はつきたくなかった。きっと、彼らなら受け入れてくれるはずだ。
何度も言うが…
これ以上何も失いたくない。
四人は私の話を聞き終わると、優しく
「辛かったな。」「そう、なんだ…」
と頭を撫でてくれた。
そして。
「俺たちと、一緒に暮らさないか。」
こう、言ってくれたのだった。
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ユッパ - あっ、私は、コウ君が、１番です！！ (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - 凄い、凄すぎる。コウ君、かっこいい！！ (2019年8月7日 22時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - コウくんかっこかわいい！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: a9e35ae23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lucifer | 作成日時：2017年3月22日 9時
