青空-my blue sky-＊無神コウ＊ディアラバ＊ (ページ14)

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兄弟の結論ページ14

『…という訳なの。…皆絶対信じてくれないだろうし、オレも確信が持てるわけじゃないしさ。言わなかったんだけど…』
「…」
「…」
「…」
痛い位の沈黙。
「信じないというか…」
「…信じられない、の方があってる気がする…」
ユーマ君とアズサ君が、ポツリ、とつぶやいた。
「…それがもし」
「本当にAだったとしたら」
ルキ君もうつむいて、ゆっくりと口を開いた。
「だとしたらコウ。お前はどうしたい」
『どうしたい…って。そこまでは考えてないけど…』

…でも、もし。もしも。彼女がオレたちのことを覚えててくれてて、
Okを貰えるのなら。
…ここで一緒に、五人で、暮らしていきたい。

そう、これがオレの考えた案。
話がしたいんだ。君と。色んなことを。
そして昔みたいに…いや、昔よりもずっと二人で笑っていたいんだ。

「そういうだろうと思ったぜ」
苦笑いするようなユーマ君に肩をたたかれる。
「オレも…またAと…お話ししたい、な…」
「ああ…。」
オレたちは四人で話し合って、今日の放課後、Aに声を掛けてみることにした。

学校に行くまでまだ時間がある。
自室に戻ってゆっくりと休むことにした。