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第6話 ページ7
「ここが俺の家だよ」
『わあ』
鬼の家なんて入ったことがないから何だか新鮮な気分だ。
『ここでいつも夜以外は過ごしているんですね』
「そうだよ。鬼は日光に当たることができないからね」
『鬼の家なんて初めて来た､､､』
思わず感嘆を漏らす。
そう言うと魘夢はまた笑った。
「鬼だって元は人間だ。食糧が変わったこと以外生活は特に変わらない。
あとこれからしばらく俺と生活するんだから俺の事は『魘夢』と呼んで構わない。
それから敬語は外して、普通に話してくれるかい？」
『あなたが言うなら全然構いません』
「ほらぁ、早速敬語を使っている」
魘夢はニタァと笑った。
『、、ッこれからよろしくお願いします、魘夢さん、じゃなくて魘夢』
敬語を外して話すのに慣れるのは時間がかかりそうだ。
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