第32話 ページ33
無「ふ、変わった人間だな。今まで私どころか、鬼を怖がらない奴なんて
鬼狩り程度と思っていたのだが」
『あの、無惨様。十二鬼月の方達はどうしてここに?』
無「十二鬼月のことも知っていたのか。これは驚いたな。
魘夢のお気に入りが人間だからな。此奴らにも顔を教えた方が良いと思ってな。
十二鬼月、全員に召集をかけたのだ」
なるほど、よく分かりました。
無「私からの話は以上だ。魘夢、この娘を十二鬼月にきちんと紹介するんだぞ。いいな」
魘「御意。無惨様」
魘夢が深々と平伏したのを見ると満足そうに、無惨様は去って行った。
改めて十二鬼月をみると、怖い!!
だって空気がすごく重いもん。
やっぱり漫画で見るのと本物は違うんだなぁ、と改めて思った。
童「ねえね、君がAちゃん?初めまして、俺は童磨。仲良くしていこうぜ」
童磨か、やっぱりヘラヘラした顔してるな。
半「人間がどうして、鬼と仲良くできるのか、、、、、、恐ろしや恐ろしや」
半天狗、申し訳ないけどキモいです。
堕「下弦の壱がこの娘を?ふ〜ん、でも顔は悪くないわね」
堕姫!やっぱり実物は違うよ。めっちゃ美人じゃん。
私もせっかくだし話しかけてみようかな。
十二鬼月と話せることなんて早々無いし。
『貴方もすごく綺麗ですよ』
堕「!まあよく分かってるじゃない!この娘、遊郭にきて磨けば別嬪になるわね!きっと!
ねえ、お兄ちゃん?」
妓「ああ、そうだなぁぁぁ。堕姫が認めた奴なら遊郭で売れること間違いなしだなぁぁ」
今度は妓夫太郎の登場ですか。堕姫と同じ上弦の陸なのに空気が違う。
兄の方が強そうなのが見て分かる。
堕姫って意外に単純なのかな。ちょっと褒めただけでこんなに上機嫌になるんだ。
童「Aちゃん〜俺とも話してくれよ〜ねえ猗窩座殿〜?」
その瞬間、童磨の顔半分が無くなった。
ありゃりゃ。やっぱり猗窩座は童磨が大嫌いのようだな。
猗「黙れ。次に話しかけたらkろすぞ」
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ