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第31話 ページ32

琵琶の音と共に景色が一変した。




床があるはずにない場所にあって、変に歪んでいる。



間違いない。ここは鬼の根城である無限城だ。



無限城が初登場するのは、鬼舞辻無惨が下弦解体をする時。




通称パワハラ会議と呼ばれていてそのシーンは流血シーンが多くて残酷。





唯一そこで良いなぁと思ったシーンは魘夢が頬を紅潮して無惨と話してる時だった((照






『魘夢、私達今から何されるんだろう?』




「さあね。俺にも分からない。ただ、俺達以外にも人、いや鬼の気配を感じる。




 しかもここにいる鬼は普通の鬼じゃない。おそらく十二鬼月だろうね」






十二鬼月!鬼舞辻無惨の直属の配下で、正直下弦はショボいんだけど





上弦は柱でも手こずるほどかなり強い。だって113年も顔ぶれが変わらなかったもん。




そりゃこんなに強くなるよね。





そう思った時また琵琶の音がした。






無「魘夢」





その声で魘夢は声の主に向かって跪く。私も慌てて跪く。





声の主は聞かなくても分かる。鬼舞辻無惨だ。この威圧感、怖すぎる。アニメでも怖かったけど




リアルだと怖さが増すわ。




ていうかここにいるの鬼舞辻無惨だけじゃない。



上弦の壱から下弦の陸の十二鬼月が全員揃っている。





いや、普通に怖いんだけど。







無「魘夢、この娘がお前のお気に入りか」



魘「左様でございます、無惨様。Aは私が鬼だということを知っていますが、



  全く怖がりません。私に初めて会ってから告白もしたのです」




その情報、いる、、、?告白したことは言わなくて良いでしょ!



無「ふ、面白い奴だな。鬼を怖がらずに鬼に好意を抱くんだな。




  娘よ、お前は私が怖いか」




『ええ、怖いです。威圧感が他の鬼と圧倒的に違いますので。




 あなたは鬼の王なのですか?』





「ああ、そう言ったところだな。お前は私に対して怖いと言ったが全く怯えている様子がないな。




 本当に怖いと思っているのか」





そりゃ怖いと思ってるわ。でも、原作で鬼舞辻の存在は知っているから



確かに恐怖感は半減するかもね。




『はい、思っています。でも魘夢から話を聞いているので、恐怖感は半減しているかと』




嘘をついてしまった。流石に鬼滅の刃を読んで眠ったら鬼滅の刃のモブキャラに転生したなんて



言えないわ。




魘夢は私が嘘をついたことに気付いたようだったけど、何も言わなかった。

(文字数)

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作者名:ユイぱ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月26日 15時

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