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第19話 ページ20

ここはどこですか、、、?』





「ここは蝶屋敷で、私の家なんですよ」




『どうしてここに、、、?」




『誰かは分かりませんが、若い女性の方がここまで運んで来てくれたんです。


 その女性の話によると貴方は喘息の発作を出して倒れたんだとか。


 そしてお嬢さんのお相手?の方がここへ運ぶように頼んだみたいですよ』





魘夢のことだ。魘夢はここに直接行くことはできない。



何故なら、ここに着くまでに日が昇るかもしれないし、



彼は鬼だから勘のいい鬼殺隊なら、彼が鬼であることにすぐ気付いてしまう。




本当、迷惑かけてばかりで申し訳ない。





『そうだったんですね、迷惑をかけてすみません。私は何日眠っていたのでしょうか?』



「一週間です」




一週間!私はそんなに長い間私は眠っていたのか。





「お嬢さんは一時危篤状態だったんです。きっと処置が遅れていたら死んでいたと言っても


 過言ではないくらい危なかった。まあ間に合って本当に良かったです」



しのぶさんは心から安堵したような笑みを浮かべている。



確かにあの時の苦しみはもうなくなっている。



でも私魘夢の所に帰らないと。




『私の命を救ってくれて本当にありがとうございます。でも私は帰らなければいけないので。


 これで失礼します』





そう言って帰ろうとした瞬間、息がヒュッ、ヒュッとまたいい始めた。



『、、、っっ』




それでも無理矢理、帰ろうとするとしのぶさんにすっと止められた。




『まだ完治してもないのに、帰るなんてダメですよ。それに貴方から聞きたいことも

 
 色々あるので』



しのぶさんの威圧に負けて、私はしばらく蝶屋敷でお世話になることになった。

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作者名:ユイぱ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月26日 15時

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