検索窓
今日:21 hit、昨日:5 hit、合計:3,981 hit

第16話 ページ17

「なんだお前は!?」


魘「聞こえなかったのか?Aを離せと言っている」


「!!お前、その目の数字!十二鬼月だったのか!!


 (何故鬼が人間を庇うのか。俺らと同じ鬼なのに!)」




鬼の顔からさあっと血の気が引く。



それもそう。十二鬼月は鬼舞辻直属の配下。



他の鬼より偉いのは当たり前のこと。





私を襲った鬼は




「も、申し訳ありませんでした!!もうこの娘は二度と襲いません!」



魘「1回目は良いけど、次はないよ。もし次、Aに触れたら

  お前の命はない。分かったら早く消えろ」



魘夢が冷淡な声で鬼に告げると、その鬼は逃げるように消えて行った。



ヒュッ、ヒュッ。息が苦しい。



今にも死にそうなくらい苦しい。




魘「、、、大丈夫かい?」



『いや、ヒュッちょっと息が苦しいかも、、、』



ちょっとと言ったけど実はかなり苦しかった。




魘「本当はもっと苦しいんだよねぇ?色々な所怪我しているけど、


  首が1番深く傷を負っているなぁ。我慢しなくて良いんだよ?」



魘夢は今までに見たことない程、私を心配している。



どうして?魘夢は人間の苦痛の顔を好むんじゃなかったけ?



どうしてそんなに私を心配してくれるの?



もしかして、、、





魘「Aーーーーー!!」





魘夢が私の名前を呼んだ所で私は意識を手放した。

第17話→←第15話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 魘夢
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユイぱ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月26日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。