6話 個性 ページ7
消「あ、ちなみに除籍は嘘な。」
(((！？)))
消「君らの最大限を引き出す、
合理的虚偽。」
「「「はーーー！！？？」」」
ほとんどの人が驚いてた。(気づいてなかたんだ…)
消「緑谷。リカバリーガールのとこ行って治してもらえ。」
A「あ、待って私も行く。」
私達は、保健室に向かった。
A「出久…
除籍にならないでよかったですわ
あのとき、あのソフトボール投げの時、出久が
最小限の負傷で最大限の力を発揮したでしょ？」
出「う、うん。」
A「先生は、”トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し”と言ったから、裏をかけば、見込みがあったら除籍はしないってことじゃないですか？」
出「確かに…。」
A「まぁ、出久に見込みがあると先生が判断したのでしたら、よかったです。」
出「そだね。」
保健室についた。
A「あ、そうそう。私がついてきたのは、理由があって…
半年ほど前からずっと考えて…
お母様の個性について。」
出「うん。」
A「ごめんなさい。手短に話せると思うからちょっと聞いてもらえますか？」
出「わかった。」
A「ありがとうございます。出久、私のお母様の個性、知ってるでしょ？」
出「うん。
Aのおかあさんの個性は、”操り”。人や物を操ったりすることができる─」
A「えぇ。
本っ当、なんでこんなにつまらないことで悩んでたのか分からないんですの
話すと長くなるからしませんが…私、お母様の個性─
使うことにした。」
出「そうなんだ…」
A「えぇ…これを決めて、ずっと訓練して、いろいろ操れるようになりました。制御も効くようにもなりました。
だから、あの、その─
出久のその怪我…治させてくれませんか？」
出「いいけど…「制御、効くようになりました。リカバリーガールにかかる負担を少しでも減らしたいので…」
出「わかった。」
A「よかったです！治っちゃったらごめんなさい。
手を出して下さい。」
出「わかった。」
出久の出した手に触れ、
怪我をしてる、人差し指に手をおき、そこをさすっていく
そしたら、
紫がかった指は、どんどん青くなってくる。
A「よし、これくらいかしら。私、治癒の個性あるかもしれません笑」
出「へっ？」
A「嘘です笑」
出「あ、よかった…」
A「？」
出「いや…」
A「そう？じゃ、気を付けて下さい。すみませんが、先帰っときます。」
出「わかった。じゃ、ね。」
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作者名：ゆいぴー | 作成日時：2019年3月30日 14時
