34話 中学生の頃7 ページ37
？「くそう…
あのヤロウ…
あのヤロウさえいなければ…！」
友2「お前さぁ幼馴染みなんじゃねぇの」
友1「さすがに今日のはやりすぎ。」
爆「俺の道にいたのが悪い
ガキのまま夢見心地のバカはよぉ
見てて腹が立つ」
俺は力一杯拳を握りしめ、爆破させた。
「「わ」」
爆「つーかてめぇらタバコやめろっつただろ！！
バレたら俺の内申にまで火の粉かかんだろ」
そういうと、
こいつらはおどおどしながらを指差す。
？「良い個性の…
隠れミノ…」
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緑「怖かった…」
オ「全く！
階下の方に話せば降ろしてもらえるだろう…
私はマジで時間ないのでこれで失礼させてもらう…」
緑「待って！
あの」
オ「NO！待たない。」
緑「個性がなくても
ヒーローは出来ますか！？
個性のない人間でも…
あなたみたいになれますか？
個性がないせいで…
そのせいだけじゃ無いかもしれないけど
ずっと馬鹿にされてきて…
だからか分かんないけど…
人を助けるって…
めちゃくちゃかっこいいっておもうんです
恐れ知らずの笑顔で助けてくれる！
あなたみたいな
最高のヒーローにぼくm…」
さっきまでオールマイトがいたところには
細い人。
緑「え？さっきまで…
ニセ者！？細ー！！」
？「…
私はオールマイトさ。」
そう言って血糊を吐いた
緑「ウソだー」
オ「プールでよく腹筋力み続けてる人がいるだろう？
あれさ。」
緑「ウソだー！！」
オールマイトは座り込み、
お腹の傷を見せた。
オ「5年前…敵の襲撃で負った傷だ…」
緑「ひっ！？」
オ「呼吸器半壊、
胃袋全摘、
度重なる手術と後遺症で憔悴してしまってね…
私のヒーローとしての活動限界は今や
一日約三時間程なのさ」
緑「5年前…？
毒々チェーンソーと戦った時…？」
オ「詳しいな。
あんなチンピラにやられはしないさ！
これは世間には公表されていない…
公表しないでくれと私が頼んだ。
人々を笑顔で救いだす“平和の象徴”は
決して悪には屈してはいけないんだ
私が笑うのは
ヒーローの重圧…
そしてうちに湧く恐怖から己を欺く為さ。
プロはいつだって命懸けだよ
個性がなくとも成り立つ
とは…
とてもじゃないが口に出来ないがな…」
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作者名：ゆいぴー | 作成日時：2019年3月30日 14時
