男装少女は笑わない２ (ページ6)

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こんな私をページ6

A)ねえ。

千景)なんだ。

A)私は理由があったとはいえ人間に属していた。私なんかを…。

不知火)だからなんだ。

天霧)綱道の作った羅刹には我々鬼も苦労しております。

千景)お前が前に立ってやってくれたことに感謝するぞ。

A)みんな。ありがとうございます。

不知火)ははっ。姫さんもこれからは俺たちの仲間だっつう事だ。よろしくな。

私は嬉しくて涙が出てきた。

A)よろしくお願いします(涙)

千景)さて、雪村の女鬼を連れ戻したい。戻る気はなさそうか。

A)そうですね。全くなさそうです。ただ千姫と仲がいいようで千姫も迎え入れようとしております。もしかすると。

千景)うーむ。まああいつのところに行くなら。

天霧)いいのですか。

千景)本家筋は少ない。あいつは必要だ。千が受け入れたら貰いにでも行くか。

不知火)もし無理だったらどうすんだ。

千景)その時は。

奪いに行くのね。

天霧)まあ、千姫のとこに訪れてみましょう。

不知火side

あいつ全く笑わねえな。

千景)同感。

不知火)なんでだろうな。

天霧)分かりかねますね。