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綺麗な桜 ページ32
大きな大きな桜の木
冬の終わりの時期なのに咲いていた。
不知火)綺麗な桜だな。
A)そうね。
私たちは桜を眺めていたが
1本の刀によって遮られた。
不知火が片手で止めた。
不知火)なんだよ、桜眺めてたのによお。
A)大方、誰かの予想はつきますけど。
私たちは振り向いた。そこに居たのは
土方)こんなところにまで気やがったのか！お前らは暇なんだな。
A)それが私の任務ですから。
千鶴)あ、不知火さんまで！
不知火)はっ、こないだの借りは返させてもらうぜ。
土方)どうしてそんなに千鶴を追うんだよ。
A)千鶴ちゃんはそんな紛い物のそばに居ては行けないからよ。それに、あなたはここで殺す。
千鶴)Aさん。
土方)俺はなあの時とは違う。お前ごときに負けはしない！
A)いいわ。かかってきなさい！
土方は羅刹化した。私も鬼化した。
A)不知火は見てて。
不知火)へいへい。
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作者名：不知火 | 作成日時：2023年3月7日 16時
