甘い ページ4
原田、永倉、藤堂で薩摩藩を倒していっていた。
千鶴ちゃんはというと何をしたらいいかわからずおどおどしていた。そんなことをしていては殺されてしまう。
最悪助けるか。
また見つめていたら千鶴ちゃんが隊士に囲まれた。
A)千鶴ちゃんには手を出さないように。
薩摩藩)すみませんっ！
千鶴)Aさん。
止めていたら刀が2本飛んできた。私は後ろを向いていたが手で止めることが出来た。
薩摩藩)ありがとうございますっ。
平助)千鶴！大丈夫か！
A)2本も投げるなんて。
天霧)見上げた度胸です。たが、愚かだ！
そう、愚かだ。無防備になるなんてね。
千鶴)平助くん！平助くん！
平助)千鶴、すまねぇ、、
A)天霧もやりすぎよ。
天霧)すみません。
A)まぁいいわ。元々無防備になった藤堂が悪い。
千鶴)そんなっ。私を助けるために！
新八)そうだぜ。いいすぎだ。
A)はぁ。お前たちは甘すぎる。ここはどこだ？戦場だ。気を抜いていては殺される。ましてや自分の武器を捨てるなんて言語道断。幹部のくせにそんなことも分からないのね。
新八)うるせぇ！
A)怒ることしか出来ないのね。図星かしら。千鶴ちゃんもよ。戦えないのなら戦場に首を突っ込むのはやめなさい。一瞬の油断が命取りとなる。覚えておきなさい。
千鶴)はい。
まあもう私には関係ない組織だからどうでもいいけど。
A)そんなことより藤堂早く治療しないと死ぬんじゃない？
不知火)そうかもな。
不知火。いたのね。
不知火)A帰るぞ。
A)はあい。
気づけば薩摩藩は撤退していた。
天霧)失礼しました。
左之)もう帰ってこないのか。
A)そうね。来世で会いましょうね。ばいばい千鶴ちゃん。
私たちは風間邸に向かっていった。
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作者名：不知火 | 作成日時：2023年3月7日 16時
