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Aside.
照くんの冷たい声と共にドアの閉まる音が重い頭にやけに響いた。
身体も心も冷えきって何も考えたくないのに
考える力だってもう無いのに、嫌でも頭に響いてくる女子たちの声。
『 生徒会に入っておきながら目黒くんにまで手出したの？ 』
『 人の彼氏に手出すとか最低だと思わない？ 』
生徒会に入ってからそんな言葉を浴びせられるのは
慣れたからもうなんとも思わない。
だけど、物がなくなったり水をかけられたり
突き飛ばされたり…
そういう嫌がらせにはまだ身体が慣れてくれない。
｢ もうつかれちゃった…、 ｣
…いっそ学校、辞めちゃおうかな。
顔を上げるとすぐ傍に体操服が置かれていて、多分着替えろってことなんだろうけど全てが面倒で着替える気すら湧かない。
ラウ「 Aちゃん、 」
｢ …っ！びっくりした、 ｣
いつの間にか扉の前に立っていたラウくんがゆっくりと
近づいてきて眉間に皺を寄せながら私の肩を掴んだ。
ラウ｢ あのさ、誰にされたか教えてくれないかな？ ｣
｢ …教えたって無駄じゃん、更に酷くなる ｣
前よりも今回、今回よりも次。
言ったところで何も変わらないんだったら告げ口して一気に酷くなるより耐えて相手が飽きてくれるのを待った方が偉いでしょ？
言う意味ある？
ラウ｢ …ねぇ、それ本気で言ってるの？ ｣
.
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皐(プロフ) - こんにちは。続きが読みたいです (4月26日 9時) (
レス) @page44 id: a6fec65dbd (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 更新頑張ってください！！気長に待ってます！ (2022年2月4日 17時) (レス) id: 38b8074328 (このIDを非表示/違反報告)
こうこ - いつまでも続き待っています(*^^*) (2021年11月25日 17時) (レス) id: 75fa8b8cad (このIDを非表示/違反報告)
ねね - マジでこの話面白いです!これからの展開が楽しみです (2021年8月12日 0時) (レス) id: 4652df25d1 (このIDを非表示/違反報告)
ちこ - 続き気長にお待ちしております(*´艸`*) (2021年8月2日 20時) (レス) id: 53622a8864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：* ゆる 。
| 作成日時：2021年2月26日 16時
