おまけ2 ページ21
「あ、やっべ」
「ｴ？」
「な、何？」
らっだぁの「あ、やべ」の一言でAちゃん以外がらっだぁへ視線を向ける。
必死に無心で(?)折り紙をしているAちゃんは興味が無いよう。
今まで無かった鶴が有り得ないほどに増殖している。
「で、何がどうしたん？」
Aちゃんの少し離れた所から煙草を吸いながら聞くきょーさん。
なんでAちゃんが居る時だけ気を使うんだ…なんて思いながららっだぁの方を見る。
「あー、えっと、」
らっだぁの近くにあるパソコンを見てみる。
「あっ！」
「…感情が…100倍になる…？？？」
―――――(ここまで前置き)
「え、ねぇ、らっだぁ、」
「んー？何？」
「ずうっとAちゃんふわふわしてるけど、いいの？」
「うーん、明日には治るし良いんじゃない？」
まぁ、みどりくんも、Aちゃんも満更じゃないし。なんて言ってらっだぁはPCを弄り出す。
「あの距離は流石に近過ぎだろ…」
お菓子を食べ合っているみどりくんとAちゃんを見てため息を零す。
「あ、ねー、Aちゃん」
「あ、はい！どうされました？」
みどりくんと話していたのにも関わらず、ちゃんと手を止めてこちらを見てくれる。
「鶴…どうする？」
「あ、えっと…任せます！」
いつもじゃ想像出来ない笑顔で語りかけて来るAちゃん。
これで感情が100倍なら…え？
いつも見ているAちゃんを思い出すと背筋が何故かゾッとした。
わんさか作られた鶴をビニール袋の中に詰める。
ふと、Aちゃんの方を見れば、知らぬ内にコンちゃんも混入していた。
少しだけ、楽しそうだなぁ…なんて思いながら綺麗に折られた鶴を一つ一つ入れていく。
「レウさん！」
名前を呼ばれるのでそちらの方を向けば、コンちゃんもみどりくんもAちゃんも笑顔で、
「一緒に食べませんか？お菓子！」
ポッキーを一本差し出しながら、例えるなら、天使の様な笑みで渡してくる。
天使って言ってもきょーさんとは違うけど。
「…！…ありがとう」
誘われた事が嬉しくてニコニコしてると、
「うわ〜なんかレウさんが変な顔してる〜」
「ｳﾜ、ほんﾄだ〜」
「何か悪い！？」
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HappyHalloween
Trick or heart(star)
星かハートくれないとお前様のグッズ奪ってやる
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ゆいな(プロフ) - 彩結さん» コメントありがとうございます！オリフラ…立ててないはずなのに…1度確認してみます！御報告ありがとうございます！(ｺｿｯ) (2022年9月4日 22時) (
レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
彩結 - たまたま見つけて１からちゃんと読みました！めっちゃ面白かったです！！！(オリフラついてます(ｺｿｯ) (2022年8月18日 12時) (レス) @page2 id: d9bdf40d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいな | 作成日時：2022年8月17日 17時
