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「泊まってく〜」
「おけ〜」

体内時間約10分後。
かねごんさんとこんそめくんはそんな会話をしていた。

「夜遅いし泊まってくわ〜」
「僕も〜」
「Aは?どうする?」
「ん…えぇ」

私は別に親あんまり家に帰ることは無いので迷惑はしないと思う。
けど、

「こんそめくんのご家庭は大丈夫?」
「大丈夫。今日は2人出張。だから誘ったし」

にこーっと笑うこんそめくん。
じゃあ、と呟けば隣から夜中まで教えてもらおー。という声が聞こえたのは気の所為にしておきたい。

夜ご飯を食べるらしく、げんぴょん先輩がキッチンに立っていた。
出来るんだ…と思いながら魔法陣を出現させる。

「何すんの?」

ゲームしている最中ではなかったのか。
首を傾げながら聞いてくるかねごんさん。

「パジャマを取ろうと」
「あ、なるほどね」

いつも来るから自分達のはあるんだよね〜と自慢げに話すかねごんさん。
こんそめくん可哀想だなぁとか思いながら魔法陣に手を伸ばしてパジャマを抜き取る。

「おぉ〜すげぇ。初めて見た」
「…あんま使う人いないからね」

あまり使う人は居ない。というのは正解だが居ない。と言うより使える人が少ない。

少しだけ苦笑いをする。
不思議そうに頭の上の目玉は少しずつ近付いてくる。
何だこの目。

そさくさと自然にかねごんさんから離れてげんぴょん先輩に声を掛ける。

「手伝い…は要らなそうですね」
「はぁ?…まぁいいか。皿とって」

玉ねぎを切っている涙目のげんぴょん先輩に睨まれたがげんぴょん先輩はすぐに目を逸らして皿を取っておくように指示をする。

一応こんそめくんに許可を取り食器棚からお皿を取り出す。
綺麗な白いお皿を6枚取り出す。

「煮込むまで放置かな」

素早く肉を切って鍋に半ギレで投げ込むげんぴょん先輩。

「たらこ!火!」
「はい!」

呼ばれたたらこさんは移動してきて火をつけ出す。

因みに魔法であれば火事は確実に起こらない。
魔法だし。
それを知ってのたらこさんだと思う。

━━━━━━━━━━━━━
God sees all.

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ゆいな(プロフ) - ナナ(咲海)さん» あのパンダさんみたいにやらk……んん、コメントありがとうございます!読者様も御身体に気をつけてください。 (2022年12月2日 22時) (レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - すみません、初めてのコメントこれはやらかしですよね()いつも面白くて見てます!!体に気をつけて更新頑張ってください!! (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - ア…本………カイタイ……(うつった) (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 紅さん» 初コメありがとうございます!もっと面白いって思ってくれるように邁進いたします!多分 (2022年11月22日 18時) (レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年11月21日 19時) (レス) @page13 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいな | 作成日時:2022年11月18日 17時

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