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今日は特に授業は無いらしく、教科書を配布したり自己紹介をしたり、委員会を決めたりと、その他諸々、色んなことをした。

因みに学習委員になった。
図書室でバーコード読み取る作業をしてみたかったからだ。

ランクで決まったせいで男女比が凄い酷くなっている。
案外男性の方が頭が良いらしい。
誰かさんのせいでゲームしてる人が多いのかと思っていた。

放課後の教室は他の所と比べればそんなに賑やかでは無いが、少数人は居た。

「ぐっちの所行くんだけど、行こ」

行こ?では無く、行こ。だった。

「え、いやいや、拒否権は?」
「さ、さぁ〜行こ〜う」

たらこさんにも行くように促される。というか、背中を押されている。
流石に私の力じゃ男性の力には勝てないよう。

流されるがままに連れられ去られていく。

―――――

「ぐちつぼさん来たよ〜」
「お〜お〜手伝いに来てくれたんか」
「は?違うし」
「じゃあ帰れよ」

二人が生徒会長と会話しているのを横目で見る。
仲良いのか悪いのか。

「ねぇ、帰っていいよね?」

小声で近くに居るたらこさんにそう言えば、なんで?と言いたそうな顔を向けてくる。

あ、そう言えば。と、たらこさんが小さな声で呟く。

「なかむさ〜ん」
「あ、どうした?」

たらこさんがなかむさんをこちらに来るように手招きをする。
手招きをされるがままになかむさんはこちらに近寄って来る。

「…あ!手伝ってくれた子!あの時は本当にありがとう」
「あ…いえいえ。全然、大したことしてないですよ」
「ほら、ちゃんと連れて来ましたよ」

私に来いって言ったのはなかむさんのせいだったのか。

少しだけたらこさんを睨むと、気付かないままぐちつぼ先輩と話をしていた。
なんなら当たり前かのように生徒用会議室へ入っている。

「あなたの名前は?」
「あ、えっと、私はAです」
「Aさん…?あ、きんと」
「あっ、待ってください。大声はちょっと…」

慌ててきんときの名前を言おうとしたなかむさんを止める。
静かにするように口元に人差し指を近付ける。
頭にクエスチョンマークが出ているのが錯覚で見えるがそんなことはどうでもいい。

きんときは不味い。帰れなくなる。
私は早く家に帰りたいのだ。
用事なんてないけど。出来るだけ帰りたい。

━━━━━━━━━━
ドヌポのグッズ…

追記:ピーポーピーポー。こちら誤字警察です

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ゆいな(プロフ) - ナナ(咲海)さん» あのパンダさんみたいにやらk……んん、コメントありがとうございます!読者様も御身体に気をつけてください。 (2022年12月2日 22時) (レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - すみません、初めてのコメントこれはやらかしですよね()いつも面白くて見てます!!体に気をつけて更新頑張ってください!! (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - ア…本………カイタイ……(うつった) (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 紅さん» 初コメありがとうございます!もっと面白いって思ってくれるように邁進いたします!多分 (2022年11月22日 18時) (レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年11月21日 19時) (レス) @page13 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいな | 作成日時:2022年11月18日 17時

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