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話し声で目が覚める。
話しているのは唯斗先生と慶子先生だろう。
ゆっくりと起き上がり、カーテンを開ける。
｢あっ、奈菜大丈夫？｣
始めに気づいて声をかけてくれたのは慶子先生。
そのあと、唯斗先生も気づいて心配そうな顔で見ている。
『大丈夫です。…ただ、教室にはもどりたくないのでここにいてもいいですか？』
慶子先生はもちろんと言って笑いかけてくれた。
『あ、あと唯斗先生ももう大丈夫なんで戻っていただいても…。』
そういうと、慶子先生と一瞬目配せしたあとに保健室をあとにした。
私は、さっきのソファに座って慶子先生と雑談。
この前茶道部として参加したお茶会。
どこかで逃げた猿の話。
中学生の頃の話。
いっぱい話した。
だんだんと芽結の話になって、クラスの話になった。
さっき言われたことが、頭の中でごちゃ混ぜになって、涙となって溢れ出す。
しゃくりあげながらで聞にくい私の話を慶子先生はうん、うんと相槌をうちながら聞いてくれた。
話終わったあと、先生は、
｢奈菜はなんにも悪いことしてないのにね。これからは、ずっとここにいていいよ。唯斗先生には、授業出席にしてもらえるように頼んでおくから、一緒に勉強しよう。｣
そう言って、私の居場所を作ってくれた。
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ゆめいろ(プロフ) - ろうつさん» ありがとうございます。今のところ、続きを考えている状態なので、ろうつ様の意見も参考に作っていけたらと思っています。 (2019年3月25日 14時) (
レス) id: cf352e0ebb (このIDを非表示/違反報告)
ろうつ(プロフ) - トラックのせいで人生が一変した。からして、主人公は異世界に転生かトリップでもするのでしょうか？続きが気になります。 (2019年3月24日 15時) (レス) id: 7e0b9a1cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなせ x他1人 | 作成日時：2019年3月24日 12時
