ordinary

Plaisir ページ22

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｢パンケーキたべにいこ｣


｢また？先週も行ったが｣


｢知ってる。行こ。｣


｢そろそろあの店のメニュー全制覇しそう｣


｢余裕。今年中には｣


｢正直あの店員目当てっしょ｣


｢ばれた？｣









そんなやり取りから数時間後
担任に呼び出された名紬を1人教室で待っていると、窓の外から聞こえる部活中の生徒の声









｢ほんと仲良いなあ、｣





グラウンドで向かい合わせになってパスをしている星輝と颯太を見て思わず笑みがこぼれる。









Aと幸せになれるようにがんばる __








ふと昨日の颯太の言葉を思い出してみるけど、あの珍しく真剣な顔で何を訴えてたのかなんてよく分かんないし。



今はとにかくちょっと気まずい。朝颯太を置いてきた理由は昨日の颯太の言葉を意識してるからっていうのかほとんど。





｢どうしちゃったんだろ、｣


｢なにが？｣

｢うわ、っ…！｣




突然後ろから、私の纏めてある髪を引っ張ってきたのは、滅多に見ないユニフォーム姿の黒田




｢なにしてん｣


｢外見てんの。んで痛い離して髪の毛、｣



｢あ、ごめん。｣






このタイミングで黒田はだるい〜〜！！
名紬話長すぎ何やらかしたの、、







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