02.チーターなんかじゃない！ ページ3
アリアスちゃんかアリギスくんがいないかと街をぶらついていると、冒険者ギルドを見つけた。
後々旅するのに必要になるであろう冒険者カード。今のうちに作っておいて損はないし、自分のステータスが知りたい！！！
チートだったりする！？
それだったら嬉しいんだけどなぁ〜
なんてこと思いながらステータス確認へ移る。よくアニメとかで見る水晶に手をかざすとかではなく、ただ写真みたいなの撮られるとステータスがわかるらしい。
「こちらお渡しします」
「ありがとうございます！」
渡されたカードを見てすっごいビビった
全ステータスがカンストしていた。
まじか。チートだ！！
私が神だ！
と。まあそんなのはさておき、アリアスちゃん達！お城の中には入れないんだよなぁ………
出てくるの待つか
１時間後
「お兄さま、街を出て、少ししたところに綺麗な草原があるんですの。」
「そうなの？是非行ってみたいな。連れていってくれるかい？」
「はい！勿論ですわ！」
あった。あった。こんな会話
草原についたら魔物が居て、危険なところは主人公が助けるってストーリーだったなぁ………懐かしいわ
は！ついていかなきゃ！！
＿＿＿星の草原＿＿＿
「ここですわ！お兄さま」
「アリアスの言った通り綺麗なところだね。教えてくれてありがとう」
と、言いながらアリアスという少女の頭を撫でるアリギスという少年。
その微笑ましい光景に魔物が狙っているなんてわからないだろう。
「って、お兄さま！！大変！！」
「どうしたのッて………え？魔物！？」
「ど、どうしましょう………」
へなへなと座り込むアリアス。アリアスを守るかのようにするアリギス
察しの良い方は気づいただろう。
アリギスは公式が認めたシスコンである。
魔物に襲われかけている二人を見ていられなくなり、私は飛び出す。
(ズバッズバッババババ)
魔物を切り裂いたり、銃を撃ったりしている音が草原にこだまする。
「お怪我はありませんか？アリアス様、アリギス様。」
「あ、貴方は………？」
おずおずと聞くアリギス。
「私は朱里と言います。通りすがりの旅人ですよ」
と言い、深々と頭を下げる。
「お兄さま！この方をお父様とお母様にもお伝えしましょう！！？」
”旅人”と聞いて目を輝かせるアリアスちゃん。かわいっっっ！
「………では、行きましょう。」
そうしてまさかの主人公ですら入れなかったお城にいる！！
幸福です。今日が命日でも構わないわぁ………好き
続く
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クロユリ(スマホ)(プロフ) - 神楽さん» 嬉しいです！更新頻度低めかもしれませんが、何卒……！ (2021年11月5日 16時) (
レス) id: 142064d127 (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - 一次創作はそんなに好きじゃなかったけどクロユリ様のおかげで道が開拓されました!!!!ありがとうございます!!!これからも頑張って下さい、応援してます!! (2021年11月4日 21時) (レス) @page2 id: de81aa094a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロユリ | 作成日時：2021年10月26日 8時
