君と過ごした数日が未来に出会いを生んだ。[オリジナル] (ページ23)

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二十二話　襟と太陽ページ23

襟と太陽は二人で太陽の家に向かっていた。襟は太陽に聞いた。
襟「太陽...何で昼怒ってたの？」
太陽が勉強会を誘ってくれたとき怒っていたようで気になって問いかける襟
太「別に怒ってねぇよ、お前が全部悪いんだからな！」
そう言って怒った。
襟「怒ってるじゃない！私何かした？」
太「もう！別になにもねぇよ！」
太陽は顔が赤くなって自分が何を考えているかわからなくなった
襟「この際はっきりしてよ...」
太「お前！ヤバすぎるんだよ！」
顔を赤くしてうつむいて言った。
襟「何がヤバイのよ！私は普通よ！何？別に他の女子みたいにかわいくないとか女子じゃないやつとか言うんでしょ！小学校の時からずっとそうじゃない！」
そう言って顔を赤くして涙目になって怒る襟。
太「そんなこと思ってねぇよ...」
襟「嘘つき！もう帰る！」
いよいよ泣いてしまった襟、去ろうとしたその手をつかんで言った。
太「別にお前がかわいくないとかいってねぇ...」
襟「...。」
太陽はうつむいて顔を赤くしても一生懸命にハキハキしゃべる
太「まぁ、確かにお前は出会った幼稚園のころから他の女子とは違って、男っぽくて、活発で、バカで、負けず嫌いで、勉強嫌いで、めんどくさがりで、運動神経抜群で、うるさくて、いつも距離が近くて、でも明るくて、優しくて、見た目と違って泣き虫で、浴衣とか来たら案外おしとやかに見えて、ダンスも上手で、がんばり屋で、一方俺は、愛情表現とか苦手だし、昔は今みたいに笑顔が少なかった。でもお前が笑わせてくれたから、今はこんな俺になったんだよそれにいつも絡んできて、お前は、誰よりも可愛すぎるんだよ。かわいすぎてヤバイんだよ！だから余計に冷たく当たってしまう。お前に厳しく扱ってしまう。俺はお前が好きなんだよ！」
襟「太陽のバカ！ずるいよ...私も言う！」
太「は！？」
襟「太陽は昔はあまり笑わないし、全然相手にしてくれないし、名前と全然タイプが違いすぎてるし、本当にこれが日本の太陽かってくらいすごく心配した。でも、はじめて笑ってくれた日から私を辛かったり、冷たく接したり、なんなのって思ったくらい嫌いになった！でも怖がりで、私と一緒でツンデレが激しくて、掴み所のない変な人だけど、私が泣いたときにはいつも寄り添ってあげる優しい男子だから。私だって誰よりも太陽が好き！」
太「襟...お前、やっぱかわいくないわ...」
そう言って抱きつく。
襟「太陽のバカ」
ツンデレな二人のこれからの恋展開はどうなるのかな？