君と過ごした数日が未来に出会いを生んだ。[オリジナル] (ページ3)

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二話　クラブ決めページ3

入学式から二週間平凡な日々をおくっています。相変わらず勇人は授業中寝ていて先生から怒られています。そして...ホームルーム
先生「皆さん、今週中に入りたいクラブの入部届けを出してくださいね。この学校のクラブにはサッカー、バスケット、野球、水泳、卓球、バドミントン、チアダンス部、弓道、書道、茶道、吹奏楽部、美術部などたくさんあります！どれか好きなのを選んでね。」
生徒全員「はーい」
休み時間、美麗が席の前に来て私に入りたい部活を聞きに来た。
美「ねぇ！なんの部活にはいる？」
結「チアダンス部かな～。美麗は？」
美「私は弓道！」
結「きゅ、きゅ、弓道...た、確かに何回も優勝してるもんね。」
するとみんなが集まってきた。
愛「やっぱり美麗は弓道なんだね！」
恵「結はチアダンス部？」
結「うん！恵美も？」
恵「うん！同じで嬉しい！雪は？」
雪「茶道にいく！愛は？」
愛「私は吹奏楽部、フルートをもっとうまくなりたいから。」
美「フルートうまいもんねー。」
その時横の神崎勇人が座ってきた。
勇「みんなクラブ決め？」
結「うん！勇人は？」
二人の会話にみんなが驚く。
結「あれ？どうしたの？」
美「男嫌いの結が...」
恵「男子と...」
雪「楽しく...」
愛「しゃべってる...」
そう言って美麗が空気を読むように
美「私たちのことは気にせずに」
雪、愛、恵「どうぞどうぞ～」
結「もう！」
みんなは向こうへいった。
勇「面白いやつらだな。」
結「なんかごめんね。」
勇「いや、久しぶりに女子と話せた気がして楽しかったよ。」
結「あのさ、部活何にした？」
勇「俺？」
結「うん。」
勇「サッカー」
結「そういえば自己紹介の時にサッカーが好きっていってたもんね。」
勇「結は？」
結「私はチアダンス部」
勇「じゃあ、俺のサッカーの応援来てくれよな。」
結「う、うん。」
その会話を影から聞いていた4人
美「まさか、あの二人がね。」
雪「結は今まで男子とのコミュニケーション0だったのに」
恵「モテるんだけどね～」
愛「あの二人昔からの仲なのかな？」
美「保育園から結と一緒だけど神崎さんなんていなかったよ。」
恵「じゃあ、入学式からかな？」
雪「興味深い！」
愛「まあ、いいじゃない。結にもようやく春が来たんだから。」
美、恵、雪「そうだね～。あの結にね～。」
そして放課後、結は入部届けを出して帰っていた。帰り道、夕日に向かって思った。
部活も勉強も人間関係も恋も一歩一歩頑張っていこう！