君と過ごした数日が未来に出会いを生んだ。[オリジナル] (ページ14)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,839 hit

十三話　学園恋愛ジンクス話？ページ14

平和な学校生活を送っている結。鈴音とも少し仲良くなれたみたいでとても楽しい学校生活だ。そんな中クラスの中で恋愛学園ジンクス話が流行っている。
勇「学園恋愛ジンクス？なんだそれは？」
雷「お前、知らねぇのかよ今流行ってるなってしまう話だよ。」
太「例えばこの前流行ってた好きな人札みたいなねー！」
勇「その学園恋愛ジンクス話この学校では何個あるんだ。？」
雷「十個あるみたいなんだけど。俺は九個しか知らない。」
太「ジンクスをこの学園に二年になるまで達成できたらいいこと起こるらしいよ！」
勇「いいこと...。教えてくれ！雷鬼！太陽！」
太、雷「いいぜ。」
勇「ありがとう。」
雷「まず一番目の好きな人札を突破したな。じゃあ次は鐘なり夕日だ。」
勇「鐘なり夕日、そんな鐘が学園にあるのか？」
太「屋上にあるよ。正式名は夕恋式銀。パルマ教会にあった鐘らしく、結婚式とかにも使われてた永遠の愛の鐘とも呼ばれているらしい。」
勇「な、なるぼど。」
雷「愛川さんと鳴らしたいんだろ？なら白月にとられないようにしねぇと。」
勇「なんで、そこに白月が入ってくるんだ。」
太「あれを見よ。」
そこには春がこの前結をとった写真を渡して楽しそうに二人で話している光景だ。
勇「あいつ～...」
すると春が勇人のことをみてにこりと微笑む。
太「大分炎上してるな。」
雷「女を男二人にとられる男はつらいぜ。」
太「え？お前まさか。いや、ないよな」
雷「勇人と春が羨ましいぜ。」
太「え？え？おい、マジかよ。」
雷「初めてあったときから一目惚れしてしまった。愛川さ～ん。」
太「諦めろ。雷鬼、お前は諦めるんだ。勇人と愛川さんが奇跡で出会ったことを勇人から聞いただろ？」
雷「じゃあ、なんで春は入っていいんだ？差別だ～...」
太「それは、知らねぇけど...お前がまた入ったら複雑になるだろ！お前には俺がいれば十分だよ。」
どうやら結に隠した恋愛感情を持っていた雷鬼。太陽はそれを止めようとする。この後時世どうなるやら。それよりも結は恋愛ジンクス話をもうすっかり前から美麗に聞いていたらしい。
美「全部で十個あるみたいなんだけど。私はあと一個がわからないのよね。とにかく！神崎くんと鳴らせるといいね」
結「ちょっと美麗！」
そんなことがあったのだ。しかしあの美麗も知らない最後の一個のジンクス。クラスの女子は誰一人も恋ジンクスの十個目を知らないらしいでも周りに知られてないならそれくらい十個目は大変な物なのかも知れない。