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仕事熱心な男だな…。
A「うん、楽しみにしてる。
私もいっぱい紫耀のことドキドキさせるから！
昨日のやり返しね！」
私はそれだけ言って紫耀に全力で笑顔を向けた。
＊＊＊
平野side
なんだか朝からおかしい。
ずっと心がざわついているというか…。
帰ってから夕方のワイドショーを見てみると
俺らのデビュー会見の様子が放送されていた。
うわぁ、俺こんなに飛び跳ねてたっけ。
ファンの方々が急に後ろから現れた時
俺は驚きすぎて腰を抜かしてしまった。
その時の映像がちゃんと残っている。
恥ずかしい。笑
TV「中でも注目して欲しいのは…
この平野さんの王子様感！！！！」
アナウンサーがそう言うと俺とAの映像が流れた。
俺がAをお姫様抱っこしているシーンだ…。
アナウンサー「さすがのAさんも
この平野さんにはデレデレの様子です。」
Aが照れる様子。
顔を真っ赤にして俺の方を見れなくなっている。
思い出すだけで苦しい…
いくら何でも可愛すぎて………。
思い返してみれば今までAに対して"可愛い"なんて
感情を持ったことがなかった。
まぁこんなこと言ったら怒られちゃうから
本人には秘密なんだけど。笑
俺の前で顔を隠して照れているAはあまりにも可愛すぎて
正直あんなの見せられて惚れない方がおかしい。
それぐらい思ってしまった。
好きになっちゃいけない人を
好きになってしまった。
Aは昔から既視感しか見えてないことぐらい
付き合いが長い俺にはとっくに分かってることだから。
＊＊＊
Aside
次の日。
今日は午前中だけお休みをいただいたので海ちゃんと
少し街中をお出かけすることにした。
A「なんか弟とお出かけしてる気分。笑」
�盒供�A、弟いるの？」
A「ううん、ひとりっ子。」
�盒供峅燭修譟�笑
こんな可愛い弟がいてAも幸せだね！！」
A「自分でそれ言っちゃう…？」
相変わらず海ちゃんは
ひまわりスマイルで愛嬌が溢れまくっている。
はーー。可愛い。
弟なんていたことないけど本当に弟にしたいぐらい可愛い。
A「そういえばどこ行くか具体的に決めてなかったけど
今どこに行こうとしてるの？」
何となくで海ちゃんについてきちゃったけど
海ちゃんはどこに向かってるんだろう。
�盒供屬佞奸Ｋ�CDショップだよ。」
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
