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岸「は！？！？お泊まり！？！？！？
何もされてないよなA！！？」
平野「ちょっと岸くん！
俺がそんなことするような人に見える？笑」
岸「……見える」
永瀬「やっぱり嘘つけへんねんな、優太笑
でも俺も優太と同じ意見やわ笑」
A「ちょっと2人ともそんなに紫耀のこと責めないでよ笑
本当に何も無かったから安心して！」
神宮寺「何かあったらAも岸くんみたいに嘘つけないから
本当のこと言うと俺は思うよ？」
A「そうだよ！じんくんの言う通り！だから私を信じて！？」
それでも優太はなかなか納得のいかない表情をしていた。
岩橋「なんか楽しそうじゃん！俺にだけあとで詳しく話
聞かせてもらってもいいよね？」
A「話します！！！！」
いわちがそんな可愛い顔して言ってくるものだから
即答しちゃった。
茶番も終わり、遂に本題のレコーディングへ。
CDを作り上げるうえで私が1番好きなこと。
歌うことが本当に私は大好きだからいつもレコーディングは
1番の楽しみと言っても過言ではない。
まず歌い始めを務める紫耀からレコーディングが始まった。
私たちは窓ガラス越しに紫耀が歌っている姿を眺めたり、
自分が歌うパートの最終確認をしている。
そんな中、隣に座っている優太はすごく不機嫌な顔をしていた。
A「どんだけ機嫌悪いの。笑ブスになるよ？」
私がちょっと意地悪っぽく言ってみると
優太から返事は来なかった。
もしかして…ますます怒らせちゃった？
A「ご、ごめんごめん。何がそんなに嫌だったの？」
岸「なんか最近変わったよな、A。」
A「何が？」
岸「俺が見たことない顔、紫耀に見せてる。」
そりゃあ…。
付き合ってくださいって言われてこの数ヶ月間付き合うって
決めた人なんだもん。
その人にしか見せない顔ぐらいあるでしょ。
って言いたかったけど、付き合ってるなんて言えなかった。
A「あ、もしかして私が可愛くなったとか？？
可愛くなったって認めたくないだけでしょー笑」
岸「おう、本当に可愛くなったな。」
そんなストレートに言います！？
いつも素直じゃない優太が急に素直になったら
いつもこっちは動揺するし混乱する。
優太にこうやって混乱させられるのももう何回目？
何回振り回されてきたことやら…。
A「恋をすれば女の子は誰でも可愛くなれるんだよ。」
岸「紫耀のこと…本気で好きなんだな。」
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
