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起き上がるとそこにいたのは昨日ぶりの人。
A「紫耀………！？え！？！？何で！？」
平野「昨日撮影終わるまで待っててくれてたでしょ？
ありがとね。」
いやいやいや！？！？
ありがとねじゃないのよ！？！？！？
私何か嫌らしいことされてないのかな！？と思い、
すかさず自分の胸元を手で隠す。
平野「そんな嫌らしいことしてないから安心して！？」
A「じゃあここはどこなの！？」
平野「俺の家。」
A「どうして！？！？」
平野「昨日、Aのお家にロケバスで送ってもらったのに
A全く起きようとしなかったんだよ。
仕方ないから俺の家に連れてきた。」
仕方ないから俺の家に連れてきたってどういう思考回路……
まったく意味がわからない。
平野「それに今日グループの仕事あるでしょ？
確かレコーディングだよね？
遅刻されたら困るしせっかくなら一緒にお仕事行きたいし。」
そんなこんなで私は紫耀のお家に連れてこられたみたい。
すごく整った家で清潔感がある綺麗なお家。
キッチンの方からは食べ物のとってもいい香りがする。
平野「とりあえず朝ごはん。
俺あんまり大したもの作れないからこんなものしかないけど笑」
立ち上がりテーブルの方に向かうとそこには簡単な朝ごはんが
並んでいた。
平野「いつか俺にも朝ごはん作りにきてよ。笑」
A「いいの…！？」
平野「もちろん！！楽しみにしてるね。
ほら、早く食べないと間に合わなくなっちゃうよ？」
私は紫耀に促されて朝ごはんを食べ始めた。
平野「Aって寝る時本当によく寝るんだね。
ここまで起きないとは思わなかったよ笑」
A「わっ私も……」
平野「なんか緊張してる？笑」
A「この年で男の人のお家に連れてこられるなんて
なかなかないじゃん……」
菊池風磨とか菊池風磨とか菊池風磨とかには
お家に何度も誘われたことがあるけど
全部断ってきたから男の人のお家に入るのは割と久しぶり。
平野「岸くんのお家には行かないの……？」
A「んん〜…優太の場合は
緊張じゃなくて安心感があるのかも？笑」
平野「……安心感ね…」
そう言うとなぜか紫耀は少し落ち込んだ表情になった。
A「でもこうやって2人で朝ごはん食べてると
本当のカップルとか夫婦に見えちゃうね笑
ドラマでもこんな感じになるのかな？笑」
平野「台本読み進めていった感じだとそれは無さそうだけどね笑」
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
