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永瀬side
少し前。
AがPrinceの3人とディズニーでロケを終えた後やったかな。
しばらくしてから事務所でAを見かけた。
その時のAは今にも消えちゃいそうな顔をして
何かの書類を持ってた。
だから俺はAの書類を奪うという意地悪をして
それを口実にAと話しやすいカフェに向かった。
最初はドラマのことで悩んでる話だった。
でもそれを話し終えても
Aの顔はあまり明るくならなかった。
そしたら帰り際に打ち明けてくれた。
優太とAは昔両思いだったこと。
今ジャニーズじゃなかったら告白してたかもしれないこと。
付き合ってたかもしれないこと。
Aは「そんなのずるいよ…」って言いながら泣いてた。
今でもあの時の顔はしっかり覚えている。
だから。
だから今目の前におる優太を見て
あの時Aがどんな顔をしていたか、
どんなに辛い思いをしていたか思い出してしまった。
優太は何も知らんくせに。
俺は感情的になってあの時のAの気持ちを
話し出そうとしていた。
でも。
海人がそんな俺を止めた。
�盒供嵶�が何を話そうとしてるかは分からないけど
それは本当に話していいこと？
廉相手だから相談してくれた事とかじゃないの？
」
A「廉にしかこんなこと言えないもん。笑」
そう言ってたわ、確か。
Aのお世話係は楽しい。
だけど複雑。
あの時、確か俺そう思ったっけな。
永瀬「ごめん。」
きっと優太もここまで話されたら絶対気になるはずなのに
敢えてこれ以上は聞いてこなかった。
気遣い上手なPrince。
岸「あ！俺この後仕事あるんだった！！帰るわ！！
じゃあ今日はありがとう！」
�盒供屬修Δ世辰燭鵑澄�またね〜」
俺たちは優太を見送りご飯屋さんに残った。
永瀬「優太………お金払ってへんやん！！
食い逃げや！！俺捕まえに行ってくる！！！！」
机の上には未収の伝票。
�盒供屮瀬瓮瀬瓠�！廉にまで食い逃げされたら俺泣くから！！」
海人は俺の腕を握って俺を止めた。
永瀬「んあ〜〜！！！！
全く…またやられてもうた。笑」
�盒供峇澆�んらしいよね。笑
でもドタキャンしなかっただけ偉いじゃん。」
永瀬「ドタキャンせんのが普通って
さっき海人が言うとったやん」
�盒供屬泙ヾ澆�んにはこれが限界なんじゃない？笑」
ったく…天性の人垂らしやなぁ優太は。
って言いながら俺も心のどこかでお金の件は許してる。
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
