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A「2人ともおはよーっ！」
中川「あ！おはようA！」
平野「お、おはよう、！」
A「何でそんなぎこちない感じなの？笑」
やっべーー…さっきの大志くんとの話引きずりすぎて
普通にAと話せそうにない。
中川「撮影緊張してるみたい。笑」
すかさず大志くんはそんな俺をフォローしてくれた。
ありがとう(T ^ T)
A「えーっ！紫耀の事だから大丈夫だよ！
もしも演技で悩んだら私たちのこと頼ってくれればいいし！
ね？大志くん！」
中川「そうそう！」
1度共演すれば誰もが恋に落ちてしまう。
俺だってその噂聞いたことはあったけどまさか本当だったとは。
岸くん、敵が多すぎること知ってるのかな？
A「2人とも現場入り早いね〜笑
気合い十分って感じじゃん！今何時なんだろ？」
そう言いながらAは自分のスマホをポケットの中から出して
時間を確認した。
スマホの電源をつけるとAのロック画面が写し出された。
え……？
今のロック画面…
平野「ちょちょ！？！？」
A「ん？なに？
あ！見てよ！ロック画面変えたんだ〜笑
紫耀と私のツーショット！」
中川「へ〜いいじゃん。仲良いんだね」
平野「そりゃあ同じグループだもんな…
でも何で急に変えたの？」
A「ふふっ笑
紫耀の事が好きだからだよ？」
はい………？
俺、本日2回目の硬直。
平野「あ、おっけーおっけー。仕事仲間としてね」
A「何言ってるの？1人の男の人として！！」
これ公開告白になっちゃってますけど大丈夫ですか？
A「私さ、役を演じる上でその役に感情移入しないと
本当にいい作品を作らないと思ってるんだよね。」
平野「な、なるほど…」
A「だから！ドラマ撮影中の数ヶ月間、
本気で紫耀のこと好きになろうと思ってる。」
平野「はぁぁぁ！？！？！？」
A「紫耀は別に私のこと気にしなくていいから！
いつも通りの紫耀で大丈夫だよ。」
これが共演者キラーAのやり方なのか…
平野「そんなんじゃ岸くんに勘違いされちゃうよ？」
A「優太のことはいいの。
デビュー前に軽く振られたようなもんだし。」
完全にAのペースだ…
そしてそのまま撮影は始まってしまった。
＊＊＊
Aside
無事に今日の撮影を終えた。
今は紫耀と一緒に家に向かっている。
A「クランクインどうだった？
緊張するとか言ってたけど」
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
