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このタイミングで大事な話…
何これ！ちょっとドキドキするやつじゃん！！
期待してるやつこい！！！！
岸「俺がリーダーで本当に良かったのかな…って。」
A「え？」
さっきまで変な期待を抱いていた私を
今すぐにでも殴りたい気分になった。
優太はこんなに真剣にデビューについて悩んでたのに
私は勝手に自惚れてた。何してんの私。
岸「不安…なんだよ。」
優太っていつも自分に自信無いよね。
もう少し自分に自信持ちなよ！
って言いたいところだったけど
今の優太にはそんな簡単な慰めなどできないと思った。
だから。
A「不安な気持ち、打ち明けてくれてありがとう。
私もKing & Princeのみんなも優太のこと支えるから
前だけ向いて突き進もう。」
そう言って私は優太にグータッチのグーを差し出した。
いつも私が不安な時に優太がしてくれるように
今度は私からグータッチを求めた。
岸「さすがだわ。
いつもありがとうな。」
私のグータッチに優太も優しく応えてくれた。
A「だって私たち、グループだもん。」
特にこのKing & Princeのメンバーは私にとって
初めてできた大切な仲間。
初めて組んだ大切な仲間。
グループなんて組んだことなかった私に
大切なことをたくさん教えてくれたから。
だから今度は私が支えないと。
岸「ありがとう。
ちょっと元気出た。
仕事行ってくるわ。」
A「うん。私も行く。」
こうして私たち2人は会場を後にした。
＊＊＊
デビュー会見の次の日の朝。
今日はお昼過ぎから今度のドラマの打ち合わせがある。
とうとう共演者との顔合わせらしい。
そして予告映像や写真の撮影を行うらしい。
結局今日を迎えても共演者が誰なのか全く分からなかったから
今日の顔合わせが少し楽しみでもある。
prrrrr
朝から電話…？
もしかして私、また寝坊か遅刻かやらかそうとしてる？
私は慌てて電話の相手も確認せずに電話に出た。
A「もしもしお疲れ様です。
どうされました？」
菊池「マネージャーねぇよ俺は。笑
急に他人行儀になるの何？
もしかして俺のこと嫌いになった？」
A「はーい。間違い電話ですね。切りますー。」
また風磨くんか…。
風磨くんは撮影の時に会うたびに食事に誘ってくる。
何十回も誘われたけど未だに食事に行ったことはない。笑
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作者名：ゆうか | 作成日時：2022年9月7日 21時
