私の淡い恋心 (ページ5)

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1組はどんなクラス？① ページ5

昇降口には人がたまっていた。
近づくと、私たちようにか。クラスの紙が貼ってあった。改めて確認自分のクラス、出席番号を確認し、クラスメイトになる人たちの名前を確認しておく。

自慢ではないが、私はそれなりに本を読み、少しの難しい感じなら解読できると思っていた。しかし、多くの名前がどう読むかわからない。

これがキラキラネームというやつか．

私は変なところで身構えてしまった。

昇降口に入り、下駄箱に貼ってあるクラスを確認して番号の靴箱の中にローファーを入れる。

そして、ピンク色の学年カラーが爪先に縁取られたかわいい上履きを履き直し、また歩き始める。

一階の廊下を進んで行く。

4組は、みんな席を立ち、いろんな人とおしゃべり。お互いに何年も前から知っているような親しげで話していた。

3組…すでに決まったのだろうか。クラスのリーダー格のような明るい1人の女の子が多くの女子の中心となって話していた。

2組…3、4組には負けるが、前後左右の人と話すなど、多少のうるささがあった。
どこも入学式はこんなもん。そう思っていた。

1組…そこは異様だった。静かで、なんの音も外に漏れていない。姿勢正しく、席に座っているのが目につく。

こんなクラスに私は馴染めるだろうか。そんな一抹の不安を抱きつつ、ドアを開ける。
中に入るとさらに異様だった。