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HARU side
ピッピッピッピッ
規則的な機械音。
そして、大好きで仕方ないあなたの優しい香り。
私は目を覚ました。
JH) A?
A) オッパ…
なんだか久しぶりに見るオッパの顔は痩せていて、顔色も悪かった。
JH) A、A!?目、覚ましたの?
A) うん。
私はどれだけ眠ったのだろう。
JH) よかった、ほんとによかった。目を覚まさなかったらほんとに、、
A) オッパ…ほんとにごめんね。
初めてオッパが私に見せる涙。
ほんとに申し訳なくて、何度も謝った。
JH) 夢じゃないよな、。目覚ましたんだよなA?
A) うんっ。私はここにいるよ。ほんとに心配かけてごめんね。ありがとう。
オッパは強く私を抱きしめた。
JH) Aだ…。
A) うん、Aだよ。shining dollのマンネで、オッパの彼女のAだよ。
JH) ほんとに、心配したんだからなっ!2週間も目覚さないし…。
A) え、私2週間も寝てたの…?
JH) うん、ほんとに心配したんだから。
JH) もう、俺の前からいなくならないで…。
JH) Aが思っている以上に、愛してるんだよ。Aがいなかったら生きた心地がしないんだよ。
A) うんっグスッほんとごめんね。もういなくならない。愛してる。私もオッパがいなくなったらいやだっ。
私たちは見つめ合って久しぶりの唇の感触を味わった。
少ししょっぱい涙の味がしたキスは2週間の私たちの時間を埋めるように、この時間を甘く満たした。
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作者名:ソナ | 作成日時:2023年4月23日 13時