2 ページ2
HARU side
歌いおわるとやっぱり涙が込み上げてきて急に力が抜けてまだステージの上なのにしゃがみ込んで泣いてしまった。
会場には割れんばかりの拍手が轟いて嬉しくて仕方なかった。
あまりにも私が泣くから新しく配属されたマネージャーオンニが来てオンニに支えられながら私は輝くステージから去った。
正直、一位など気にしていなかった。
だから、私の名前が呼ばれた時、すごくびっくりした。
他にもすごいアーティストの方はたくさんいたのに、私がこんな賞をもらってもいいの?
コメントを求められて、私は泣きながら喋った。
やっぱり、思い浮かぶのはフニャッと笑う大切で大好きなあの人の顔ばかりで、同じステージにいるあの人にも感謝の気持ちを伝えた。
本当にありがとう。
Shinyも、事務所の人も、そしてオッパも。
私はこのアイドルという職業が大好きだ。
アンコールステージは泣いて歌えなかった。
アンコールも終わって楽屋に戻ると、seventeenのオッパたちがいてジョンハニオッパがハグをしてくれた。
JH )Aよく頑張った。
私の目からはまた涙が出てきて、大好きなあなたの匂いがする腕の中でまた泣いた。
397人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソナ | 作成日時:2023年4月23日 13時