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キミのいない世界(うらこう) ページ10

いつものように2人でレッスン場に向かってる時だった
駅のホームで電車が来るのを待っていたら突然聞こえた悲鳴良く見たら4歳ぐらいの女の子が駅のホームに落ちてしまっていた
ふと隣を見ると浦正くんが電車の迫るホームに降りて女の子を抱きかかえてホーム上にいるお母さんに渡していた
そしてそのまま浦正くんは……

一瞬の出来事だった……
放心状態のまま警察に取り調べを受けてメンバーに迎えに来てもらった

そのままいつの間にか5年がすぎていた……でも俺はまだ浦正くんのことを忘れられずにいた

暑さもだいぶ落ち着いて少しづつ秋に近づいてきた10月の5日今日は浦正くんの命日いつものように浦正くんの好きなレッドブルとつけ麺を買ってお墓に向かった

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作者名:YIK | 作成日時:2020年11月7日 16時

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