女神様は同級生 ページ5
陸人side
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4月、新学期。
今日から高校2年生だ。
今俺は、イズとつかぽんの3人でクラス表を見て教室に向かっている。
イ｢メンバー見た感じ女子可愛い子ばっかなんだよね！今年も楽しくなりそうだな〜！｣
つ｢遊ぶのも大概にしなよ？｣
イ｢分かってるって！あ、そういえば真央くんは？｣
陸｢寝坊！さすがに今日は遅れないと思って駅で待ってたんだけど、やっぱダメだったわ。｣
つ｢相変わらず、マイペ───うわっ！？｣
突然、つかぽんがバランスを崩した。
振り向くと、そこにはつかぽんの背中を押した張本人の姿が。
つ｢たく、危ないなぁ………おはよう、美織。｣
み｢おはよ、侑李くんっ。｣
陸｢おはようみおりん。｣
イ｢おはよっ！｣
み｢おはよ、りっくん、イズくん！｣
つかぽんの彼女、みおりんだ。
そしてその後ろのは、3人の女子生徒。
その内の1人を…俺は、知っていた。
つ｢あ、みんなもおはよ。｣
み｢そういえば、侑李くん以外は会うの初めてだよね。紹介するわ、私の親友の…｣
さ｢咲月です、よろしくっ！｣
ユ｢よろしく！ユキって呼んでね♡｣
叶｢菊池 叶芽です。よろしくね！｣
陸｢あ…君は……！！｣
クリスマスにぶつかった、あの子だった。
俺が一瞬で一目惚れした相手。
叶｢？…えっと、どこかで会いましたっけ…？｣
陸｢あ、ごめん突然…！覚えてるわけないよね。クリスマスにぶつかって、うまい棒もらったんだけど…｣
叶｢…あぁ！スナック菓子の！！｣
陸｢そうそう！俺、三井陸人！ビックリした、まさか同じ学校だったなんて…クラスは？｣
叶｢1組、君は？｣
陸｢同じだ！これからよろしくね！｣
叶｢…うん、よろしく！｣
やっぱり、彼女は女神だったんだ。
じゃなきゃこんな奇跡起きないよ。
俺の一目惚れの相手がまさか同じ学校の同じクラス、しかも親友の彼女の親友だなんて…。
最高、最高最高！
陸｢最高だー！！｣
イつ｢｢うるさい！！｣｣
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作者名：☆Cirno☆ | 作成日時：2018年11月4日 14時
