君と空を見上げれば (ページ28)

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episode26☆*: ページ28

Aside

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狩｢A、早くしろ！｣

紅｢やばい、急がないと…！｣

集合時間から、5分が経過した頃。

浴衣の着付けに時間がかかってしまった私は、マサキを巻き込んで、集合場所へと走っています。

大丈夫かな、変じゃないかな？

遅刻したことよりむしろそっちのことの方が気になってた。

紅｢すみません、遅れました…！｣

空｢Aちゃん！｣

夢｢お姉ちゃん！｣

空夢｢｢可愛い！！｣｣

集合場所には、もうみんな集まっていた。

紅｢ありがとう…2人も可愛いよ！｣

2人だけじゃない、山菜先輩や瀬戸先輩も、いつもより可愛く着飾っていた。

松｢わー！似合ってるよ、紅月さん！もちろん、夢咲さんと葵も！｣

空｢あ、ありがとう！｣

夢｢えへへ、ありがとうございます！｣

西｢ほんとだね、狩屋！｣

狩｢な～にが似合ってるだよ、Aのせいで俺まで遅刻して…｣

霧｢そんなんで怒ってんのか？心小さいなぁ狩屋は。｣

後ろからマサキの頭をポンっと叩いたのは、霧野先輩。

隣には、もちろん…。

紅｢し、神童先輩…！｣

神｢…似合ってるよ、紅月。｣

紅｢！…あ、ありがとう、ございます…！｣

やばい、超嬉しい！

今私凄い顔してないかな？

ほっぺ緩んでたり、真っ赤だったり…

狩｢何やってんの、行くよ？｣

紅｢あ、はーい！｣

夏休み、最後の一日。

今日は全力で楽しもう。