君と空を見上げれば (ページ12)

今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:28,534 hit

episode10☆*: ページ12

Aside

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

紅｢ん……｣

目が覚めると、夕焼けに染まった教室が目に入った。

どうやら、寝てしまっていたらしい。

今日で、私がこの学校に来て3日が経つ。

狩｢Aー？｣

教室の入口から、マサキと空野さんが顔を出した。

狩｢いつまでそーしてんの、部活行くよ。｣

紅｢あ、そっか…｣

そうだ、私サッカー部のマネージャーになったんだ。

私はあれから、遅れてきた円堂監督に挨拶をし、正式に部活への入部を決めた。

1stチームのメンバーは、先輩は神童先輩、霧野先輩、倉間先輩、浜野先輩、速水先輩、錦先輩、一乃先輩、青山先輩。

2年生は、マサキ、松風くん、剣城くん、それと隣のクラスの西園くん、影山くん、雨宮くん。

マネージャーは、山菜先輩、瀬戸先輩、空野さん。

会ったことがあるのは、今のところこの人達だけ。

そして今日、校外学習でいなかった1年生の1人とマネージャーの子と初めて会える。

どんな子だろ。仲良くなれるかな？

空｢Aちゃんー？｣

紅｢うん、今行く！｣

そんな期待を胸に、私は教室を出た。

そう、この時はまだ知らなかった。

まさか、彼女が私の…………。