帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

もしもschool daysっぽかったら ページ46

＊バッドエンドしか入れておりません

あとまた被害者担当工藤君←


〜赤井秀一の場合〜


新｢赤井さん大丈夫か…？｣

『うん、明らかに様子おかしかったし、心配だよね』


私達が付き合ってた事、そんなにショックだったかな…

だとしたら新一君には悪いけどちょっと申し訳なく思ってしまう

私が赤井さんの告白を断って新一君と付き合ったから赤井さんの元気がなくなった

これに責任を感じられずにはいられない


ｶﾞﾀｯ


『？何か落ちてきた』

新｢…あれ、赤井さんの携帯じゃね？｣

『本当だ、でも何処から…』


何処から落ちてきたのだろうか

私達が疑問に思い、さっき出たマンションの屋上を見上げた時だった

屋上から何かが急落下してきた

落ちてきたものは携帯目掛けて降ってきて、

そしてその正体が携帯に当たる直前に判明した

落ちてきた赤井さんは薄く笑って、

そのまま携帯の上に落下した

私達の目の前で彼は死んだ


新｢……っ、赤井さん！！｣


すぐ正気に戻った新一君が赤井さんに駆け寄る中、私はその場で崩れ落ちた

私のせいだ、私のせいで、こんな…

その事件以来、私達は疎遠になり、

お互い彼が死んだ瞬間を忘れる事はなかった


〜降谷零の場合〜


『ねぇ新一君、寒いから手繋いでいい？』

新｢確認する前に手繋ぐどころか腕組んでるじゃねぇか｣

『いいでしょ別にー』


聞き覚えのある声が何処からか聞こえてきた

Aと新一君だ

彼はいつも俺の邪魔をする

俺の方が彼女を愛しているのに、彼女は彼と付き合っている

いつ見てもあいつの隣には彼がいる

妬ましい、恨めしい、消したい

邪魔な新一君を消したい

ずっとそう思っていて、ついに決心がついた

二人が目の前まで来て、俺の存在に気づいた途端気まずそうな顔をして、

Aは新一君の腕から離れた


新｢降谷さん、久しぶりです…

その、何か…｣

何か用ですか、と彼が言う前に取り出した薙刀を彼の首に構え、


降｢死んでくれ｣


そのまま切った


新｢え…？｣


スローモーションのように新一君の首はうっすらと切れ、

手で自身の首を抑えた瞬間、噴水のように血が出た


あちこちで悲鳴を上げる野次馬、

何が起こったのか未だに理解出来てないA、

そして彼が消えた事に喜びを覚え、狂ったように笑う自分。

大量の血を流して倒れている彼が微かにAの名前を呼んだのを

笑い狂っていた俺や放心状態のAは気づかなかった

もしもschool daysっぽかったら2→←もしも性転換したら2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す