帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

全く嬉しくないご対面 ページ8

『うわ、もう真っ暗……』


蘭ちゃん達と話している内にいつの間にか夜7時を超えていた

そろそろ帰らないとな〜

アリスちゃんを早く寝かしたいし。


『ごめん蘭ちゃん、私達そろそろ帰るよ

また来るから！』

蘭｢うん！気をつけて帰ってね｣

『ありがとう。

アリスちゃん、帰るよ』

ア｢はーい！｣


そういえばアリスちゃん、随分とコナン君と仲良くなってたな。

やっぱり同い年だから？


『コナン君もバイバイ』

コ｢じゃあねA姉ちゃん！｣


蘭ちゃんコナン君ください←

事務所を出て帰ろうとしたその時、


安｢あれ、Aさん？｣


……………………。

嫌な予感しかしねぇ。


ア｢あー！安室さんだー！｣


やっぱりアンタかよぉぉぉぉ！！

待って何コレバッドタイミング！？

少なくとも良いタイミングではないな私的に！


安｢また会いましたね！｣

『そ、ソウデスネ』


そんな嬉しそうにしないで。

ある意味罪悪感湧いてくる。

だって言っちゃえばイケメンにとっとと失せろって言ってるようなモンだよ今の私の心境。


安｢毛利先生の所に行かれてたんですか？｣

『はい、蘭ちゃんと知り合いでして。

でも何でおじさんの事先生呼びなんです？』

安｢実は僕こう見えて探偵もやってて、

毛利先生に弟子入りしてるんですよ｣


え、そうなの？

何だ普通に凄い人じゃん、見直した←

そんな事はどうでもいい、これだけは言わせて


『コナン君めちゃくちゃ可愛くないですか？』

安｢え？｣

『もうありゃ破壊兵器っすよ。癒しの塊です』

安｢……そうですか｣


んん？

私の目が節穴じゃなかったら安室さんに黒いオーラが漂ってるぞ。

後ろにゴゴゴゴゴ……って書いてるぞ←

何か知らんがヤバいパティーンな気がする

逃げよう、今すぐこの場から逃げ去ってやろう


『えっと、私はこれで……サヨーナラー』


アリスちゃんの手を引いて立ち去ろうとしたが

空いてるもう片方の手を掴まれた


安｢Aさんのようなか弱い女性に一人で夜道を歩かせるわけにはいきません。

僕の車で送っていきます｣

『いや一人じゃないです。

アリスちゃんがいま｢いいですね？｣……ハイ』

ア｢わーい！ありがとう安室さん！｣


安室さんの威圧に負け、送ってもらう事に。

これからは安室さんから逃走する対策しないといけないなと思った私であった。

もうヤダこの人(涙)→←八年ぶりの彼女←八年越しの花嫁的なタイトル))

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