帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

もしも性転換したら ページ44

＊夢主→男

ヤンデレ組→女

口調は変わりません


･

あーやっと授業終わった…

よし、帰ろう


黒｢Aー！一緒に帰ろうぜー！｣

『げっ…黒羽先輩』

黒｢げっ、って何だよ｣


不運にも二年の黒羽先輩に捕まってしまった

明るく容姿も良い先輩は当然人気者だ

だけど俺はこの人が苦手だ

何故なら…


黒｢あ……まさか他の女と帰る約束とかしてんのか？｣

『そ、そんな訳ないでしょう！？アハハ〜…』


とんでもないヤンデレなのだ

実際この前俺に告白してきた女子、こいつのせいで今不登校だし


『あ、ほんと俺この後用事あるんで…

先帰ります、さよなら〜』


有無を言わせず走り去る

怖っ、目のハイライト消えてたし！


黒｢……用事、ねぇ｣


そのまま彼女が後をつけてきていたとは知らずに、私はポアロに向かった

何故って？

ヤンデレ2号機の安室さんに呼ばれてるからだよ！

あの人も大概ヤバい

ついでに隣に住んでる沖矢さんこと赤井さんもヤバい、ヤンデレ3号機。

あれ？俺の周りやべー奴ばっかじゃん(涙)


安｢いらっしゃいませ…Aさん！

僕の為に来てくれたんですね｣

『まぁ、呼ばれてたんで』


俺を見るなり顔を輝かせるあたり、まるで飼い主になついている犬のようだ

いやほんと犬だよこの人、安室モードの時は

素(降谷モード)に戻ったら逆に犬にされるけど←


『それで、わざわざ呼び出してどうしたんです？

てか今日は誰もいないんですね』


今日は何故かお客さんが誰もいない、

店員の梓さんすらいないので、俺と安室さんの二人きりだ

…なんか嫌な予感がしてきた

頼む俺の勘、当たらないでくれ！


安｢いえね、せっかくの機会ですから

そろそろAさんを本格的に手に入れたいと思って呼び出したんですよ｣

『ほ、ホウ』


馬鹿野郎ォォォォ！！

何でこんな時だけ当たるんだよ！

俺なんか悪い事したか！？←


『あの安室さん、何度も言うけどお断りします』

安｢何故です？貴方には僕が一番ですよ

ずっと貴方に連いて来ている虫なんかよりもね｣

『え”、俺変な虫付いてました！？何処！？』

安｢ふふっ、貴方は行動が一々可愛いですね

あれですよあれ｣


いや俺男だから可愛いって言われても…

なんて思いながら渋々安室さんの指す方を見る

すると何故か黒羽先輩と沖矢さんがこちらを見ていた

…な？怖いだろこいつら

ほぼ毎日ストーカーしてくる上不法侵入までしてくるんだぜ？

先輩はともかく沖矢さんは面倒だな

もしも性転換したら2→←もしも閉じ込められたら

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す