帰国してから恐ろしい程愛されてるんですが

御乱心 ページ31

『野郎ぶっ殺してやらぁ！！

もう無理、マジで穴があったら入りたい！！』

蘭｢Aちゃん落ち着いて！｣

ア｢お姉ちゃんなんであんなに怒ってるの？｣

コ｢さ、さぁ…｣


現在蘭ちゃんの家にいます

そして私絶賛御乱心です

昨日キッドにキスされてから情緒不安定なのだ

私のファーストキスが望んでもない奴に奪われたんだよ？

これで落ち着いていられるかっつーの！


蘭｢何があったの？｣

コ｢もしかしてキッドに何かされた？｣

『ﾌﾞﾌｯ』


おい、コナン君、それどんぴしゃなんだけど

そうだよチューされたんだよ悲しいよ！

悲しみの向こうへ逝っちゃってるんだよ！！


『キッドにキスされた(涙)』

コ｢何っ！？｣

蘭｢えぇ！？｣


コナン君は目を見開き、蘭ちゃんは顔を赤くして驚いていた

アリスちゃんは安定の純粋さ。

キスってなーに？みたいな顔してる

いいんだよアリスちゃんはまだ知らなくても←


『もう私お嫁にいけない…

あとキッドファンに殺されそう…』←

蘭｢やっぱりAちゃんの方が心を盗んでいっちゃったか…｣

コ｢キッド…！｣


うんまぁ何ともカオスな状況。

コナン君はなんか恨めしそうな顔してて蘭ちゃんは苦笑してるっていう

蘭ちゃん、苦笑じゃなくて心配して(涙)←


『はぁ……でもいつまでも落ち込んでいられないしね…

いい加減立ち直らないと』

ア｢お姉ちゃん大丈夫？｣

『大丈夫。ありがとアリスちゃん』

ア｢んーん！お姉ちゃんおちこんでるの見てると私もなんだか悲しくなっちゃうから…

だからお姉ちゃんには笑っていてほしいの！｣

『あ、アリスぢゃあぁん”』


なんて良い子なんだ…

私の妹が天使過ぎて最早キッドとかどうでもよくなってきた←


『ありがとう蘭ちゃん、ごめんね

いきなり来て喚くだけ喚いて』

蘭｢ううん気にしないで！

それにAちゃん、いつも私の相談にのってくれるし…

私だって頼ってほしかったから凄く嬉しかったよ｣

コ｢A姉ちゃん、もしまた誰かに何かされたら言ってね！｣

『もう…私の周り良い人ばっかじゃん！

生きてて良かった…』

蘭｢もうAちゃんったら何言ってるの！

私Aちゃんが死んじゃったらこれでもかっていう位泣くんだから！｣

『あはは…物の例えだよ(笑)』


私はアリスちゃんと一緒に買い物をしてから帰った

まさかその道中で悪魔二人に会うなんて思ってもいなかったけど。

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