【キメツ学園】あなたと何をする？【短編集】

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Aside




『ふ、ふわぁぁあ…』


ん、よく寝た


「やっと起きたか」


ひぇ、この声は…


「また授業を抜け出したのか！
全く、いくら頭がいいからといってもな…！」


う、鱗滝さん…;;

このキメツ学園の校務員さんで、

音もたてず、

気づいたら後ろにいる…とか

あっ、これマジだから←

生物抜け出して振り返ったらいたもん

マジであの時はビビった…


「で、今日は何の授業だった」


『あ、英語です…』


「英語…モブ下先生か…まぁ、あの人の喋り方は眠くはなるが…」


『ですよね！しかもプラスで、夜中まで塾で…』


「だが、授業を抜け出すのはいかんな」


やっぱりそうなるかー、


『はーい』


「もう二度とするなよ」


『はい！』


またいつか抜け出すけど


「…ウソだな」


『えぇ！？』


鱗滝さんの怖いとこ、その2

ウソがばれる

なんで！？


『何で、分かるんですか？』


「今のお前の反応と…

匂いだ。わしは鼻がいいからな」


えっ、怖い

確かに今年の学生にもいたな…

普通に真面目に校則違反してた男の子が

私の横で反省文書いてた

ん、私？

私は抜け出しすぎで怒られただけだよ←


「とにかく…しっかりと睡眠はとりなさい」


『はーい…』


「授業終わったら、教室に戻るんだぞ」


『はい』


ｶﾞﾁｬﾝ


ああいう優しいとこが

人気なんだろうなぁ、鱗滝さんは

さてと、そろそろチャイムも鳴るし…

あのモブ下先生のゆっくり説教でも聞くかな


ｷｨｨｲ…ｶﾞﾁｬﾝ


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


どうすか！？

優しい鱗滝さんと怖い鱗滝さんを出したくて…

悩み悩んだ末のお話です

何か変えてほしいところなど、ありましたら、教えてくだせぇ！

「独占欲」　冨岡義勇　ﾘｸ→←「優しくて怖い？」　鱗滝左近次　ﾘｸ

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