だいすきな彼はきょうもツンツンです！！【伊藤真司】

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伊藤side
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三 ｢オラ 肩貸してやるよ｣









伊 ｢……どうも｣









伊｢…なんで来たんだよ｣









三｢伊藤に一人で行かせたっていったらAが追いかけに行こうとして道わかんなかったらしく反対方向に走ってっちまったから｣









Aちゃん…









三｢それになんでたすけにいかないんだバカ！！みたいなことすげぇ勢いで言われたから 以上｣









伊｢結局カッコつけじゃねぇか… それに最後のあれはズリぃだろ｣









三｢勝てばいーんだよ喧嘩なんか｣









伊｢相良と同じこと言うなよ…｣









伊｢…でも助かった。 ありがとよ｣









三｢わぁすっごく素直きもちわるぅぃ〜〜｣









くそ…少しでも感謝した俺を殴りたい









伊｢…あ、 ていうか！ 相棒ってなんだよ！俺がいつお前なんかの相棒に！！｣









三｢いいじゃん二人の方が喧嘩とかの時とかも心強ぇだろ｣









伊｢お前な… 俺はお前みたいな卑怯なやり方では勝ちたくないんだよ｣









三｢ま、安心しろ 俺も強いからサ｣









伊｢信じらんね｣









三｢そんなこと言わずに〜 仲良くしましょうよぉ｣









そう言ってわざとらしく俺にすりすりと体を近づける三橋









伊｢おぃ！ キモイからやめろ！！｣









三｢え〜ぇだってぇ、伊藤サンがぁ、相棒嫌だとか言うか〜ら〜｣









伊｢わーったよ！わかったから俺から離れろ！！｣









三｢あ、ハーイ｣









急に肩をスっとぬかれたせいでバランスを崩す









伊｢…おい！！そういう事じゃなくてベタベタすんなって意味で言ったんだよ！｣









三｢うっせ はやく学校戻んだろ｣









伊｢わーってるよ！！！｣









案外 良い奴なのかもしれない









そんなこんなで俺達はこの日を境に相棒ということになった









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